左藤真通
さとう まさみち 左藤 真通 | |
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生誕 |
1980年??月??日 日本・神奈川県 |
職業 | 漫画家 |
左藤 真通(さとう まさみち、1980年[1] - )は、日本の漫画家[2]。神奈川県出身[1]。2020年より『コミックDAYS』(講談社)にて『この世界は不完全すぎる』を連載し[3]、2021年より『黒蜜』(白泉社)にて『しょせん他人事ですから 〜とある弁護士の本音の仕事〜』を原作担当として連載している[4]。
来歴
[編集]セガサターンを紹介する漫画「第六惑星から」をインターネット上にて趣味でアップしていた[6]。それが『モーニング』(講談社)の編集者の目に留まり、連載のきっかけとなる[6]。「無刻さん」が第68回ちばてつや賞一般部門で佳作を受賞[7]。2016年、『モーニング』と『Dモーニング』(同)35号よりロボットエンジニアを描いた『アイアンバディ』の連載を開始し、同作が初連載となる[8][7]。2017年4月4日に『週刊 鉄腕アトムを作ろう!』が創刊され、それと連動した企画として、同誌同年19号よりコミュニケーション・ロボットのATOMの開発を描いた『アイアンバディ特別編 ATOMの開発現場に潜入せよ! 』を短期集中連載として連載開始[9]。
2018年、『月刊コミックバンチ』(新潮社)7月号より女性初のプロ棋士を主人公とした『将棋指す獣』の連載を開始[10]。同作では原作を務める[10]。2019年、Twitterで「転生したら94年のセガ社員だった話」を発表[11]。同作は3万5000以上のいいねを集め、話題となった[11]。
2020年3月、『将棋指す獣』が完結[12]。同年5月、『コミックDAYS』(講談社)にて異世界ファンタジーの『この世界は不完全すぎる』の連載を開始[3][13]。同作は2024年にテレビアニメ化されると発表されている[14]。2021年、『黒蜜』(白泉社)にて『しょせん他人事ですから 〜とある弁護士の本音の仕事〜』を連載開始し、同作では原作を務める[4]。
人物
[編集]自身がそうだと自覚しており、脇役を好む[15]。「昔のゲームだと、特に意思なく動いてるゲームのモブキャラとかも大好き」な左藤は、「目立たない人が、地味なことをしてるところに意識がいくので、デバッガーに対しては愛のある描写ができていると思う」と話している[15]。
作品リスト
[編集]連載
[編集]- アイアンバディ(『モーニング』2016年35号[8] - 2017年18号[16]、全4巻) - 初連載作品[7]。
- アイアンバディ特別編 ATOMの開発現場に潜入せよ!(『モーニング』2017年19号[9] - 2017年27号[17]、全1巻) - 短期集中連載[9]。
- 将棋指す獣(漫画:市丸いろは、監修:瀬川晶司、『月刊コミックバンチ』2018年7月号[10] - 2020年5月号[12]、全4巻) - 原作担当[10]。
- この世界は不完全すぎる(『コミックDAYS』[3]2020年5月30日[18] - 、既刊13巻)
- しょせん他人事ですから 〜とある弁護士の本音の仕事〜(作画:富士屋カツヒト、監修:清水陽平、『黒蜜』vol.4[4] - 、既刊6巻) - 原作担当、単行本は電子書籍で配信後、紙で刊行[19]。
読み切り
[編集]- 極道の猫たち(漫画:市丸いろは、『メゾン・ド・ねこ』、2017年[20]) - 原作担当[21]、アンソロジー寄稿作品[20]。
- キャットランド(漫画:市丸いろは、『モーニング・ツー』2018年1号[22]、『メゾン・ド・ねこ』にも収録、2017年[20]) - 原作担当[23]、アンソロジー寄稿作品[20]。
活動
[編集]- 講談社 presents 吉田尚記のコミパラ!(2017年3月2日[6]) - 番組公開収録イベント参加[6]
- 将棋マンガナイト(2018年11月28日[24]、東京都新宿ロフトプラスワン開催[24]) - トークイベント参加[24]。
脚注
[編集]- ^ a b “左藤真通”. 新潮社. 2023年3月29日閲覧。
- ^ “ネット炎上で誹謗中傷が殺到! そんな時は…? 話題の情報開示請求コミック――『しょせん他人事ですから』第1話”. PRESIDENT Online. プレジデント社 (2022年8月29日). 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b c “世界の隅まで調査せよ!“探求者”の冒険を描く新連載「この世界は不完全すぎる」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年5月31日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b c “SNS炎上〜情報開示請求ドラマ&実在のレズ風俗店マンガ化! 電子コミック誌「黒蜜」でダブル新連載スタート!”. PR TIMES (2021年4月14日). 2023年3月29日閲覧。
- ^ 村上由樹「将棋マンガ戦国時代、プロ編入にかけるアマ棋士の熱戦」『日本経済新聞夕刊』2019年1月22日。2024年1月7日閲覧。
- ^ a b c d “「疾風の勇人」の大和田秀樹、実在の“シャア大佐”に「ひゃっはー!」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年3月3日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b c “小山宙哉も推薦、ロボット開発現場の最前線描く「アイアンバディ」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年11月22日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b “「惑わない星」移籍連載がモーニングで開幕、「BILLY BAT」完結まで残り3話”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年7月28日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b c “アトムの“かわいさ”はどこから?ATOM開発の舞台裏描く短期集中連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年4月6日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b c d “女性初のプロ棋士誕生物語がバンチで開幕、「キミスイ」著者最新作のマンガ版も”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年5月21日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b “凸凹夫婦の日常を描く「僕の妻は発達障害」がバンチで本格連載化”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年3月21日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ “この世のあらゆる事象を調べる男の真の目的とは…「この世界は不完全すぎる」1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年10月9日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ “左藤真通「この世界は不完全すぎる」来春TVアニメ化、キャストに石川界人&矢野妃菜喜”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年3月24日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b “ゲーム世界に閉じ込められた「デバッガー」のマンガ『この世界は不完全すぎる』 作者・左藤真通氏がゲームAIの第一人者に聞く「デバッグ」と「AI」のリアル”. 電ファミニコゲーマー. マレ (2023年3月24日). 2023年3月29日閲覧。
- ^ “『アイアンバディ(4)』(左藤 真通)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年3月29日閲覧。
- ^ “『ATOMの開発現場に潜入せよ!』(左藤 真通)”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2023年3月29日閲覧。
- ^ “世界の”隅から隅まで”調査せよ!!『この世界は不完全すぎる』(左藤真通)が、コミックDAYSで5月30日より連載開始!”. PR TIMES (2020年5月30日). 2023年3月29日閲覧。
- ^ “SNS炎上、しつこい嫌がらせ、あなたならどうする?ネットに強い弁護士マンガ1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年8月29日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ a b c d “深谷かほる、大川ぶくぶ、黒田硫黄ら22名による猫アンソロ「メゾン・ド・ねこ」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年11月20日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ 『メゾン・ド・ねこ』講談社〈KCデラックス〉、2017年11月22日、69頁。ISBN 978-4-06-510821-5。
- ^ “庭の管理をする“作庭師”を描くファンタジーがモーツーで、「ALL OUT!!」全サも”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年11月22日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ 『メゾン・ド・ねこ』講談社〈KCデラックス〉、2017年11月22日、81頁。ISBN 978-4-06-510821-5。
- ^ a b c “将棋マンガの魅力を語らうイベント、「将棋指す獣」原作者や女流棋士ら登壇”. コミックナタリー (ナターシャ). (2018年11月12日) 2023年3月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- 左藤真通 (@reu_reu_) - X(旧Twitter)