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左座朋子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
江里朋子
生誕 1972年
京都
国籍 日本
教育 京都芸術短期大学
著名な実績 截金
受賞 日本工芸会新人賞
公式サイト 公式ウェブサイト
影響を受けた
芸術家
江里佐代子

江里朋子(えり ともこ、1972年 - )は日本の截金師(きりかねし)。江里康慧江里佐代子の長女として京都に生まれる。結婚後は主に仏像関係は京都、工芸品や茶道具は福岡で截金作品を制作。

略歴

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京都市左京区岡崎で生まれ、京都芸術短期大学(現:京都造形芸術大学)で日本画を学び、在学中より重要無形文化財截金」保持者(人間国宝)である母、江里佐代子截金の手ほどきをうける。古来より仏像を荘厳する技術として伝承された截金を、母と同様に飾筥や欄間、茶器などへ転用しその可能性を拡げる。第58回日本伝統工芸展(2011)において日本工芸会新人賞[1]、翌年以降も入選[2]し、2015年日本工芸会正会員認定。 2020年 京都府文化賞奨励賞を受賞。各メディアに採り上げられ、截金の魅力を伝え、截金の普及に努める[3]。茶道具商・左座(さざ)喜男と結婚。

年譜

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  • 1972年仏師 江里康慧、母 截金の人間国宝 江里佐代子の長女として京都に生まれる
  • 1991年 京都芸術短期大学日本画コース卒業。在学中より母に截金の手ほどきを受ける
  • 2003年 仙台市 Y邸の截金オブジェ「はごろも」作成
  • 2009年 石巻市 森邸の截金欄間 「季 皓々」作成
  • 2010年 京都市 わざ永々棟の截金四季模様欄間作成
  • 2011年 福岡市 嵯峨野の截金鳳凰文様欄間作成
  • 2011年 第58回日本伝統工芸展で截金飾箱「皓華」で日本工芸会新人賞受賞[1]
  • 2011年 西部伝統工芸展で截金四方盆「清明」が入選
  • 2011年 銀座和光にて「江里康慧・江里佐代子展 仏像と截金 - 光 放たれるとき -」展/中信美術館にて「人間国宝 江里佐代子の伝言 - 康慧とともに創った荘厳の世界 -」展にて作品展示
  • 2012年 第59回日本伝統工芸展で截金飾筥「奏耀」が入選[2]
  • 2013年 第48回 西部伝統工芸展で截金飾筥「碧梁」が『九州朝日放送賞』を受賞

テレビ出演

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新聞・雑誌

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脚注

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  1. ^ a b 日本工芸会、2011、「受賞作品一覧 截金飾箱「皓華」」『第五十八回 日本伝統工芸展図録』(2012年10月8日取得、http://www.nihon-kogeikai.com/KOGEITEN/KOGEITEN-058/KOGEITEN-058-JUSYO.html)。
  2. ^ a b 日本工芸会、2012、「入選作品一覧 截金飾筥「奏耀」」『第五十九回 日本伝統工芸展図録』(2012年10月8日取得、http://www.nihon-kogeikai.com/KOGEITEN/KOGEITEN-059/KOGEITEN-059-SYUPPIN.html#D)。
  3. ^ 左座朋子、n. d.、「Media」『【截金】-きりかね-』(2012年10月8日取得、http://kirikane.net/#id47)。

参考文献

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外部リンク

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