コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

工藤壽樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
工藤寿樹から転送)
工藤 壽樹
(工藤 寿樹)
くどう としき
内閣府地方創生推進室より公表された肖像
生年月日 (1949-11-26) 1949年11月26日(74歳)
出生地 日本の旗 北海道爾志郡乙部町
出身校 早稲田大学法学部
前職 地方公務員亀田市職員→函館市職員)
所属政党 無所属
称号 旭日中綬章
公式サイト 工藤としき(工藤寿樹)公式ウェブサイト

当選回数 3回
在任期間 2011年4月27日 - 2023年4月26日
テンプレートを表示

工藤 壽樹(工藤 寿樹、くどう としき、1949年昭和24年〉11月26日 - )は、日本政治家、元地方公務員北海道函館市長(3期)。

概要

[編集]

北海道爾志郡乙部町生まれ。函館ラ・サール高等学校早稲田大学法学部卒業。1973年4月、亀田市役所に就職。なお亀田市は同年12月1日に函館市に編入されている。

函館市秘書課長、財務部次長、財務部長、企画部長を歴任し、2006年4月、西尾正範函館市長の下、函館市助役(のち副市長)に就任するが[1]2009年12月、西尾市政を批判し、副市長を辞任[2]

函館市長選挙

[編集]

2011年4月24日に行われた函館市長選挙に無所属で出馬。現職の西尾正範を破り、初当選を果たした[3][4]4月27日、市長就任[5]

※当日有権者数:233,385人 最終投票率:55.65%(前回比:-5.09pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
工藤壽樹61無所属70,739票55.23%
西尾正範62無所属57,346票44.77%

2015年4月26日に行われた市長選で元衆議院議員秘書の新人を破り、再選[6][7]

※当日有権者数:226,122人 最終投票率:51.86%(前回比:-3.79pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
工藤壽樹65無所属90,914票78.67%
広田知朗54無所属24,651票21.33%

2019年4月21日に行われた市長選で元弘前大准教授の新人を破り3選[8]

※当日有権者数:221,166人 最終投票率:49.32%(前回比:-2.54pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
工藤壽樹69無所属69,458票65.32%
武田春美64無所属36,874票34.68%

2023年4月23日に行われた市長選では工藤の元で観光部部長、福祉部部長を務め、俳優大泉洋の兄である大泉潤との一騎討ちとなった。自由民主党公明党から推薦を受けたが、立憲民主党が支持する大泉に大差で敗れた[9]

※当日有権者数:210,568人 最終投票率:58.15%(前回比:8.83pts)

候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持
大泉潤57無所属98,174票80.7%立憲民主党支持
工藤壽樹73無所属23,483票19.3%自由民主党公明党推薦

2024年(令和6年)11月の秋の叙勲において、旭日中綬章を受章した[10][11]

政策

[編集]

発言

[編集]

関連項目

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 市長のプロフィール | 函館市
  2. ^ 工藤としき プロフィール
  3. ^ a b “元部下が2代続けて元上司に勝った函館市長選”. 読売新聞. (2011年4月25日). オリジナルの2017年10月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20171022142705/https://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news1/20110425-OYT1T00369.htm 2015年6月3日閲覧。 
  4. ^ 平成23年4月24日執行 函館市長・市議会議員選挙 投開票結果”. 函館市選挙管理委員会事務局 選挙課 (2020年1月7日). 2020年11月25日閲覧。
  5. ^ 統一地方選挙のページ”. 北海道選挙管理委員会事務局 (2018年12月5日). 2020年11月25日閲覧。
  6. ^ 開票結果-市長選・北海道【統一地方選挙2015】”. 読売新聞. 2020年11月25日閲覧。
  7. ^ 平成27年4月26日執行函館市長選挙・函館市議会議員選挙 投開票結果”. 函館市選挙管理委員会事務局 選挙課 (2015年4月26日). 2020年11月25日閲覧。
  8. ^ 平成31年4月21日執行函館市長選挙・函館市議会議員選挙 投開票結果”. 函館市選挙管理委員会事務局 選挙課 (2019年10月31日). 2020年11月25日閲覧。
  9. ^ 函館市長選 統一地方選挙2023」『NHK』2023年4月24日。2023年4月24日閲覧。
  10. ^ 『官報』号外259号、令和6年11月5日
  11. ^ 令和6年秋の叙勲 勲章受章者名簿 - 総務省
  12. ^ 磯崎こず恵 (2014年4月3日). “函館市、大間原発建設差し止め提訴 自治体、初の原告”. 朝日新聞. オリジナルの2014年8月14日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140814020256/https://www.asahi.com/articles/ASG4341HTG43UTIL021.html 2015年6月3日閲覧。 
  13. ^ "函館アリーナが着工 工藤市長ら安全祈願 2015年8月オープン予定" e-Hakodate/函館新聞 2013年11月29日更新 2023年12月27日閲覧
  14. ^ "函館アリーナ完成祝う、竣工記念式典" 函館新聞 2015年7月22日 5時00分更新 2023年12月27日閲覧
  15. ^ "駅前新たなにぎわい 「みらい館」と「キッズプラザ」開業" e-Hakodate/函館新聞 2016年10月16日更新 2023年12月27日閲覧
  16. ^ "生涯学習と多世代交流の新たな拠点 亀田交流プラザオープン" e-Hakodate/函館新聞 2020年4月2日 7:35 2023年12月27日閲覧
  17. ^ 阿部浩明 (2019年5月24日). “丸山議員を「ばかな国会議員」 函館市長が強く批判”. 朝日新聞デジタル. https://www.asahi.com/articles/ASM5S5FSJM5SIIPE024.html 

外部リンク

[編集]
公職
先代
西尾正範
北海道函館市長
2011年 - 2023年
次代
大泉潤