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川西宏幸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
川西 宏幸
人物情報
生誕 1947年
日本の旗 日本徳島県
国籍 日本の旗 日本
出身校 京都大学大学院文学研究科博士課程考古学専攻満期退学
学問
研究分野 考古学
研究機関 筑波大学
学位 文学博士(筑波大学)
称号 筑波大学名誉教授
主要な作品 『古墳時代政治史序説』(塙書房・1988年)他
学会 古代学協会
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川西 宏幸(かわにし ひろゆき、1947年 - )は、日本考古学者。筑波大学名誉教授文学博士

略歴

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徳島県生まれ。1976年(昭和51年)、京都大学大学院文学研究科博士課程考古学専攻満期退学。財団法人・古代学協会勤務を経て、筑波大学大学院人文社会科学研究科教授となる。

1978年(昭和53年)から翌年にかけ、論文「円筒埴輪総論」を発表し[1][2]円筒埴輪による古墳時代の広域編年を構築。天皇陵古墳などを含む全国の古墳の年代決定基準となり、現代の学界でも支持される成果となった[3][4]

1989年(平成元年)、「古墳時代政治史序説」で筑波大学文学博士。2013年(平成25年)に定年退官し、名誉教授となる[5]

著書

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  • 『古墳時代政治史序説』塙書房 1988
  • 『古墳時代の比較考古学 日本考古学の未来像を求めて』同成社 1999
  • 『同型鏡とワカタケル 古墳時代国家論の再構築』同成社 2004
  • 『倭の比較考古学』同成社 2008
  • 『脱進化の考古学』同成社 2015

共編

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翻訳

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  • B.G.トリッガー『初期文明の比較考古学』同成社 2001

論文

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脚注

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  1. ^ 川西 1978.
  2. ^ 川西 1979.
  3. ^ 藤井寺市 1992.
  4. ^ 藤井寺市 1993.
  5. ^ 『脱進化の考古学』著者紹介

参考文献

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  • 川西宏幸「円筒埴輪総論」『考古学雑誌』第64巻第2号、日本考古学会、1978年9月30日、95-164頁、ISSN 00038075NCID AN00081939 
  • 川西宏幸「円筒埴輪総論 地籍文献総覧」『考古学雑誌』第64巻第4号、日本考古学会、1979年3月31日、372-387頁、ISSN 00038075NCID AN00081939 
  • 藤井寺市(編)「埴輪は年代の物差し」『教育広報 萌芽』第5号、藤井寺市、1992年7月。 
  • 藤井寺市(編)「円筒埴輪の編年」『教育広報 萌芽』第6号、藤井寺市、1993年2月。 

関連項目

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