川端善明
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川端 善明(かわばた よしあき、1933年〈昭和8年〉1月5日[1] - )は、日本の国語学者・国文学者。学位は、文学博士(九州大学・論文博士・1989年)。京都大学名誉教授。
来歴・人物
[編集]京都府生まれ。1955年(昭和30年)京都大学文学部国語国文学科卒業、1961年(昭和36年)同大学院博士課程単位取得満期退学。
同退学後、大阪女子大学助手、講師、助教授、1974年(昭和49年)京都大学教養部助教授、教授、1996年(平成8年)定年退官、名誉教授、大谷女子大学教授、2001年(平成13年)京都女子大学教授。2005年(平成17年)退職。1989年(平成元年)「活用の研究」で九州大学より文学博士の学位を取得。
妻は佐野えんねの長女の川端春枝、長女は児童文学研究者の川端有子[2]、長男は日本史学者の川端新。
著書
[編集]単著
[編集]- 『鬼と仏と人間の小さな物語 宇治拾遺物語』平凡社名作文庫 1978
- 『活用の研究』1-2 大修館書店 1978-79 のち清文堂出版
- 『宇治拾遺ものがたり 遠いむかしのふしぎな話』1995 岩波少年文庫
- 『聖と俗男と女の物語 今昔物語新修』2010 集英社
共編訳
[編集]- 『今昔物語集 本朝世俗部』全4巻 阪倉篤義、本田義憲と校注 新潮日本古典集成 新潮社 1978-1984
- 『集英社国語辞典』森岡健二,徳川宗賢,中村明,星野晃一共編 集英社 1993
- 『日本語文法 体系と方法』仁田義雄共編 ひつじ書房 1997
- 『古事談・続古事談』荒木浩と校注 新日本古典文学大系 岩波書店 2005
- 『聖と俗男と女の物語 今昔物語新修』編訳 創美社 2010
論文
[編集]参考文献
[編集]- J-GLOBAL 2021年10月閲覧
- 京都大学文学部の百年