川畑真一
川畑真一 | |
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出身地 | 日本 鹿児島県 |
学歴 | ウィーン国立音楽大学 |
ジャンル | 音楽 |
職業 | 音楽プロデューサー/音楽講師 |
担当楽器 | クラリネット/指揮 |
川畑 真一(かわばた しんいち)は、日本の音楽プロデューサー、音楽講師。
経歴
[編集]鹿児島県枕崎市生まれ。天理高等学校、東京芸術大学音楽学部別科、オーストリア政府給費留学生としてウィーン国立音楽大学に学ぶ。クラリネットを三島勝輔、村井祐児、山本正治、鈴木良昭、A.プリンツ、E.オッテンザマーに、また、室内楽をF.アルトマン、音楽理論をP.ガイブラー、指揮法を秋山和慶に師事した。
天理高校在学中、3年間吹奏楽部に所属し全日本吹奏楽コンクールにおいて全国大会3年連続「金賞」受賞。3年時、同校5年連続「金賞」により文部大臣賞を受賞。[1]
留学時、ザルツブルク音楽祭・管楽器アカデミーにおいて、A.プリンツ教授のアシスタントを務める。ザルツブルク国際室内楽コンクール・ディプロム賞受賞。
帰国後は、クラリネット奏者としての活動の傍ら、音楽プロデュースの分野にも進出。指揮者・佐渡裕の依頼により、パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)のアドミニストレーション・スタッフとして、L.バーンスタイン、H.クラウト等と共に、第1回のオープニングから3年間務める。
その後、心臓疾患を患い奏者を断念。然るにPMFを制作していた音楽事務所NASAのスタッフとして、オーボエの宮本文昭、ソプラノの鮫島有美子、ピアノの清水和音、歌手の森みゆき等のマネージメント、プロデュースを担当。更に、株式会社アオイコーポレーションにおいて、俳優の風間トオル、美木良介、細川茂樹、玉木宏、他のマネージメント、企画制作を担当した。
また、クラリネット講師として、日本を代表するクラリネット奏者 小谷口直子をはじめ、中堅の 川上一道、若き精鋭 永田由奈ほか多くのアーティストを育成、プロデュース。さらに、YAMAHA契約講師として全国主要都市の吹奏楽団体を指導。これまで、母校・天理高校吹奏楽部では16年間トレーナーを務めた他、久喜中学校(5年間)、野庭高校(3年間)、埼玉栄高校(7年間)、などを指導し、全日本吹奏楽コンクール「金賞」、全日本アンサンブルコンテスト「金賞」の一端を担っている。[1]
指揮者としては、さいたま市立大宮北高校吹奏楽部(小編成の部)を率い、第14回日本管楽合奏コンテスト全国大会にて「最優秀賞」を受賞。更に、第9回東日本学校吹奏楽大会では、フェスティバル部門・第2位 受賞。
音楽制作において、CD「~小さな祈り~/森みゆき」(BMG)、「愛が震えてる/美木良介」(ソニー)、「ブラスの祭典」(EMI)、「クラリネットのための48の練習曲/小谷口直子」(ALM) など、多くのCD作品をプロデュース。中でも、企画・監修・執筆を担当した「吹奏楽の軌跡~歴史と名演~」(ユーキャン/ソニー)は音楽専門誌等にて高い評価を得た。
また、フジテレビ「のだめカンタービレ」に関わり、映画「マエストロ」では音楽指導を行い、自身も奏者として映画に出演。TBSドラマ日曜劇場「仰げば尊し (2016年のテレビドラマ)」では企画制作、音楽指導。日本テレビ「先に生まれただけの僕」では選曲、音楽指導。NHKドラマ「うつ病九段」では音楽指導、先生役で出演。他多数。
現在は、音楽プロデューサーとして、コンサート・TV・CM・CDの音楽制作、アーティストのプロデュースの他、クラリネット指導をはじめ、全国のオーケストラ・吹奏楽団体の講師(指揮・合奏指導・パートトレーナー)。日本クラシック音楽コンクール 全国大会をはじめ各種音楽コンクールの審査員。各種学校にて講師(著作権法概論、マネージメント概論・イベント企画制作概論)としても活動している。日本管楽芸術学会、元 日本クラリネット協会 理事。[1]
脚注
[編集]関連項目
[編集]- 日本テレビ「先に生まれただけの僕」
- NHK「うつ病九段」