川村輝典
表示
川村 輝典(かわむら あきのり、1928年10月20日[1] - 2022年6月18日)は、日本の牧師、聖書学者。東京女子大学名誉教授。
略歴
[編集]東京生まれ。 1953年東京大学文学部言語学科卒、東京神学大学大学院博士課程満期退学、1956年日本基督教団武蔵野教会弦巻伝道所伝道師、ゲッティンゲン大学で神学を学んだのち、日本基督教団弦巻教会牧師。1966年東京女子大学短期大学部助教授、教授、1988年東京女子大学現代文化学部教授、1997年定年、名誉教授[2]。
著書
[編集]- 『キリスト教入門 1 聖書』(日本基督教団出版局) 1977年
- 『ヘブル書の研究』(日本基督教団出版局) 1993年
- 『ディオグネートスへの手紙の研究』(近代文芸社) 1994年
- 『ヘブライ人への手紙 聖書註解』(一麦出版社) 2004年
- 『新約聖書神学の歴史と課題』(一麦出版社) 2007年
- 『主イエスよ、来てください ヨハネの黙示録による説教』(キリスト新聞社出版事業課) 2012年
- 『ヘブライ人への手紙研究 その神学的分析』(一麦出版社) 2014年
共著
[編集]翻訳
[編集]- 『新約聖書の中心的使信』(エレミアス、新教出版社、新教新書) 1966年
- 『イエスと当時の革命家たち』(O・クルマン、日本基督教団出版局、アルパ新書) 1972年
- 『自由への叫び 新約聖書と現代神学』(E・ケーゼマン、ヨルダン社) 1973年
- 『キッテル新約聖書神学辞典 3 愛』(G・クヴェル, E・シュタウファー、教文館) 1976年
- 『新約聖書における祈り』(O・クルマン、教文館、聖書の研究シリーズ) 1999年
- 『ヘブル書の神学』(B・リンダース、新教出版社、叢書・新約聖書神学) 2002年
- 『聖書に登場する動物』(ヴァルター・パングリッツ、津田恒之訳、監修、けやき出版制作) 2015年