川嶋志乃舞
かわしましのぶ 川嶋志乃舞 | |
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別名 | しのぴー[1][2] |
生誕 | 1994年10月9日(30歳) |
出身地 | 日本・茨城県笠間市 |
学歴 | 東京藝術大学音楽学部邦楽科・長唄三味線専攻卒業 |
ジャンル | 津軽三味線 |
活動期間 | 2014年 - |
公式サイト | 川嶋志乃舞 official webサイト |
川嶋志乃舞(かわしましのぶ、1994年10月9日 - )は、茨城県笠間市出身の津軽三味線奏者であり、シンガーソングライター。一般的な津軽三味線奏者とは異なり、自身の作詞作曲で制作したオリジナル楽曲を歌い、津軽三味線で彩る伝統芸能ポップアーティストである[3]。みとの魅力宣伝部長、笠間特別観光大使。これまでに津軽三味線全国大会の各部門で4回優勝している[4][5][6]。
茨城県立水戸第三高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部邦楽科・長唄三味線専攻卒業[5][6]。血液型A型[7]。
来歴・人物
[編集]3歳のころから佐々木光儀に師事し邦楽の基礎を学ぶ。5歳で津軽三味線の稽古を始めると、小学校へ上がるころには全国大会へ出場し、最年少で入選する。中学になると全国大会で優勝を重ね、最年少で「一般女子の部」で優勝するなど、津軽三味線奏者としての頭角を現すようになる。2013年に大学へ入学後は、古典邦楽を学び伝統文化の継承に努めるとともに、独学で作曲や編曲にも熱心に取り組んだ。2014年の全国大会ではオリジナル曲を引っ提げて、高森彩花とともにデュオ「BAMBI」として出場すると優勝を獲得している[1][8]。 2014年11月より、活動拠点としている水戸市の「みとの魅力宣伝部長」に[9]、2015年5月には、市民の中から笠間市の「笠間特別観光大使」にそれぞれ任命され、両市と茨城県の魅力を全国へアピールするために、県内外での観光宣伝や公式行事などの事業に積極的に参加している[6]。
趣味はアイドル、映画、音楽、アニメなど。三味線以外にも、好きな歌やダンス、イラストや写真などで自分を表現しようとする、既成の枠にとらわれない試みにより、「マルチ芸術家ガール」を自称している[7]。自作語である「キラキラシャミセニスト」としての肩書きも持ち、ライブ演奏では洋楽器を交えた大胆な構成のみならず、エネルギッシュなパフォーマンスで観客を盛り上げ、今どきのストリートファッションやコスプレ姿で登場することもある[10]。座右の銘は温故知新[7]。
主な受賞歴
[編集]- 2006年11月 - 第5回全国津軽三味線コンクール大阪大会少年少女の部第1位[11]
- 2007年
- 2014年7月 - 第8回全日本津軽三味線競技会名古屋大会デュオの部第1位(BAMBIとして)[13]
出演
[編集]テレビ
[編集]- 別冊アサ秘ジャーナル - 金のたまごを取材せよ!東京藝術大学(TBS、2014年11月3日[14])
- 日本創造紀行 和ーティスト - 第5回 キラキラシャミセニスト 川嶋 志乃舞 / MC・田中直樹(ココリコ)・若月佑美(乃木坂46)(BS-11、2018年5月5日[15])
ラジオ
[編集]イベント
[編集]- みんなの夢AWARD5(2015年2月23日、日本武道館)オープニングゲスト[17]
- ニコニコ超パーティー2016(2016年11月3日、さいたまスーパーアリーナ)小林幸子バックバンド[18]
- スリランカ - Japan Expo Premier Sri Lanka(2017年2月3日4日5日、バンダラナイケ記念国際会議場)[19]
- ロシア - HINODE POWER JAPAN 2019(2019年3月30日31日、全ロシア博覧センター)[20]
ディスコグラフィー
[編集]アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録内容 | |
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1st | 2018年4月30日 | 月曜日のマドンナ | HART-1005 | 1. プレミアムフライデーまで待ちきれない 2. ショコラトーク 3. ささやかな悪口 4. 漱石のこと 5. 南部茶屋ふくし 6. UKIYO FUNK 7. キツネ倶楽部 8. 東京タワーラプソディ 9. 花盛りのりんご節 10. 花笠音頭 11. 花千鳥 12. ロリポップ |
2nd | 2019年10月9日 | 光櫻 -MITSUSAKURA- | HART-1009 | 1. 津軽あいや節 2. 秋田荷方節 3. ソーラン節 4. 北海盆唄 5. 願人節 6. 花盛りのりんご節 7. 津軽たんと節 8. 津軽よされ節 9. 弥三郎節 10. 南部茶屋ふくし 11. 秋田大黒舞 12. 金比羅船船 13. 常磐炭鉱節 14. 秋田船方節 15. 十三の砂山 16. 津軽じょんがら節 17. 花笠音頭 |
ミニアルバム
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録内容 | |
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1st | 2014年9月16日 | 紅梅センセーション | DYNA-1011 | 1. 牡丹姫 2. 津軽あいや節 3. 秋田荷方節 -BAMBI ROCK- 4. 鼓蝶 5. 津軽じょんがらQ 6. 八木節 7. FIGHTERS |
2nd | 2016年10月9日 | ファンタスティック七変化 | HART-1003 | 1. 遊廓ディスコ 2. 十三の砂山 3. トリカブト 4. 弾-Dan- 5. 背水の陣 6. 津軽たんと節 7. City Shake |
3rd | 2019年10月9日 | SUKEROKU GIRL | HART-1008 | 1. Jump up!!! 2. パンダトニック 3. たのしい四捨五入 4. Not575 5. 津軽じょんがら節 6. HINODE音頭 7. おしゃれなふたり 8. Drum Strings |
シングル
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録内容 | |
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1st | 2015年11月11日 | ナデシコステップ | HART-1001 | 1. ナデシコステップ 2. 津軽じょんから節 3. 下町浪漫紀行 |
e.p
[編集]発売日 | タイトル | 規格品番 | 収録内容 | |
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1st | 2017年10月9日 | 花とネオンep | HART-1004 | 1. キツネ倶楽部 2. 津軽よされ節 3. 秋田大黒舞 4. 花千鳥(フジテレビ「大相撲ODAIBA場所」テーマ曲) |
2nd | 2018年10月12日 | ラブハイウェイE.P. | HART-1006 | 1. おしゃれなふたり 2. 牡丹姫 2018Ver. 3. 弥三郎節 4. たのしい四捨五入 |
タイアップ
[編集]楽曲 | タイアップ | 備考 |
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「花千鳥」 | テレビ東京,テレビ大阪 二代目・「和風総本家」テーマ曲(2019年11月)[21] |
ミュージックビデオ
[編集]プロモーション・ビデオ
[編集]曲名 | 監督 | 公開日 | 出演 |
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津軽じょんから節 | 遠藤卓也 | 2015年11月7日 | 川嶋志乃舞 |
トリカブト | 遠藤卓也 | 2016年10月8日 | 川嶋志乃舞 |
City Shake | 遠藤卓也 | 2016年11月2日 | 川嶋志乃舞 |
遊廓ディスコ | KASICO | 2016年12月27日 | 川嶋志乃舞 |
キツネ倶楽部 | 遠藤卓也 | 2017年10月3日 | 川嶋志乃舞 |
プレミアムフライデーまで待ちきれない | 遠藤卓也 | 2018年4月24日 | 川嶋志乃舞 |
ショコラトークfeat.渡邊シン | 遠藤卓也 | 2018年11月30日 | 川嶋志乃舞 / 渡邊シン |
パンダトニック | 遠藤卓也 | 2019年4月17日 | 川嶋志乃舞 |
Jump up!!! | 遠藤卓也 | 2019年10月9日 | 川嶋志乃舞 / 友重悠 / 油布郁 |
Drum Strings | 遠藤卓也 | 2019年10月16日 | 川嶋志乃舞 / 友重悠 / 油布郁 |
脚注
[編集]- ^ a b “プロフィール”. 川嶋 志乃舞 official webサイト. 2015年10月9日閲覧。
- ^ “世界へ「しのぴー」の野望 津軽三味線・川嶋志乃舞さん(22)(4)(1/2ページ)”. 産経新聞. (2017年2月26日) 2017年8月21日閲覧。
- ^ “伝統芸能ポップアーティストの生い立ち”. natalie. 2020年2月4日閲覧。
- ^ “みとの魅力宣伝部長”. 水戸市 (2014年12月11日). 2015年5月5日閲覧。
- ^ a b “みとの魅力宣伝部長 津軽三味線奏者 川嶋さんが就任”. 共同通信. (2014年12月9日) 2015年5月5日閲覧。
- ^ a b c “笠間在住の川嶋志乃舞さんが「笠間特別観光大使」に就任決定!”. 笠間市 (2015年4月20日). 2015年5月5日閲覧。
- ^ a b c “しのぴーのプロフィール”. 川嶋志乃舞Official Blog. 2015年8月14日閲覧。
- ^ “川嶋志乃舞”. Harelu-Arts. 2015年10月9日閲覧。
- ^ “広報みと” (PDF). 水戸市 (2014年12月15日). 2015年5月5日閲覧。
- ^ “笠間・キラキラシャミセニスト - 伝統文化 + 今どき”. 読売茨城タウンニュース社. (2015年3月12日) 2016年9月18日閲覧。
- ^ a b “全国津軽三味線コンクール大阪大会”. 青森県郷土芸能協会. 2015年5月5日閲覧。
- ^ “津軽三味線の日本一に福士さん 青森・決定戦最終日”. 共同通信. (2007年5月3日) 2015年5月5日閲覧。
- ^ “大会結果(1-8回)”. 全日本津軽三味線競技会 名古屋大会実行委員会. 2015年5月5日閲覧。
- ^ “別冊アサ(秘)ジャーナル (2014年11月3日放送回) の番組概要ページ”. gooテレビ番組(関東版). 2016年9月18日閲覧。
- ^ “日本創造紀行 和ーティスト (2018年5月5日放送回) の番組概要ページ”. 日本創造紀行 和ーティスト. 2018年5月6日閲覧。
- ^ “TIMETABLE”. 水戸コミュニティ放送. 2015年5月5日閲覧。
- ^ “キャンパる・大楽人:津軽三味線奏者のアイドル、川嶋志乃舞さん”. 毎日新聞. (2015年3月19日)
- ^ “大舞台、関わる人、自分”. 川嶋志乃舞OfficialBlog. 2016年11月12日閲覧。
- ^ “ENTERTAINMENT”. Japan Expo Premier Sri Lanka. 2018年5月9日閲覧。
- ^ “GUEST”. HINODE POWER JAPAN 2019. 2020年2月5日閲覧。
- ^ “「和」の要素に引っ張られすぎない、津軽三味線とポップスの融合”. finders (2019年5月17日). 2019年6月16日閲覧。