川崎駅 (秋田県)
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川崎駅 | |
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駅跡地(2004年8月) | |
かわさき Kawasaki | |
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所在地 | 秋田県南秋田郡八郎潟町川崎高田 |
所属事業者 | 秋田中央交通 |
所属路線 | 秋田中央交通線 |
キロ程 | 1.9 km(八郎潟起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1950年(昭和25年)1月20日 |
廃止年月日 | 1969年(昭和44年)7月11日 |
備考 | 秋田中央交通線廃線に伴い廃駅 |
川崎駅(かわさきえき)は、秋田県南秋田郡八郎潟町川崎高田(開業時は旧・南秋田郡一日市町面潟川崎)にあった秋田中央交通秋田中央交通線(旧・五城目軌道)の駅(廃駅)である。秋田中央交通線の廃線に伴い1969年(昭和44年)7月11日に廃駅となった。
歴史
[編集]燃料費増加対策として会社の増資・路線の電化を行うことが決定した際に、地元出資者からの出資の条件として開設された駅であった[1]。
年表
[編集]- 1950年(昭和25年)1月20日:秋田中央交通線一日市駅(現・八郎潟駅) - 五城目駅間に新設開業[1][2][3][注 1]。一般駅[3]。
- 1969年(昭和44年)7月11日:秋田中央交通線の廃線に伴い廃止となる[1][2][4][5]。
駅構造
[編集]廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった[1]。ホームは線路の南側(五城目方面に向かって右手側)に存在した[1]。転轍機を持たない棒線駅となっていた。
職員配置駅となっていた[3]。ホーム中央部分に待合所を有した[1][5]。
駅周辺
[編集]水田地帯を走る、当時未舗装であった県道との併用軌道区間の途中に位置した[6]。
- 秋田県道15号秋田八郎潟線
- 国道7号
- 秋田自動車道五城目八郎潟インターチェンジ - 当駅廃止後の開業[6]。
- 富津内川
- 秋田中央交通バス「上川崎一区」バス停留所[7]
駅跡
[編集]1999年(平成11年)時点では、土盛りのホームがほぼ完全な形で残存し、ホーム上には松や桜の木も残されていた[7]。この時点で唯一の遺構と言える存在であった[7]。2000年(平成12年)時点でも同様で、待合所の土台も確認出来た[6]。秋田自動車道の建設に伴う工事での消失も心配された[6]が残存し、2007年(平成19年)5月時点でも同様であった[5]。
また、当駅跡前後の線路跡は、1999年(平成11年)時点ではサイクリングロードや集落の間道などの舗装された道となっており[7]、2000年(平成12年)時点[6]、2007年(平成19年)5月時点でも同様であった[1][5]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 書籍『新 消えた轍 3 東北』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2010年8月発行)6-7,21,23-24ページより。
- ^ a b 書籍『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 2 東北』(監修:今尾恵介、新潮社、2008年6月発行)45ページより。
- ^ a b c 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)164ページより。
- ^ 書籍『新 鉄道廃線跡を歩く1 北海道・北東北編』(JTBパブリッシング、2010年4月発行)223ページより。
- ^ a b c d 書籍『私鉄の廃線跡を歩くI 北海道・東北編』(著:寺田裕一、JTBパブリッシング、2007年9月発行)54-57ページより。
- ^ a b c d e 書籍『鉄道廃線跡を歩くVII』(JTBパブリッシング、2000年1月発行)84ページより。
- ^ a b c d 書籍『とうほく廃線紀行』(無明舎出版、1999年12月発行)52ページより。