川島廃寺跡
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川島廃寺跡 | |
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所在地 | 徳島県吉野川市川島町川島400番地 |
創建年 | 7世紀後半-8世紀前半 |
別称 | 大日寺 |
川島廃寺跡(かわしまはいじあと)は、徳島県吉野川市川島町川島にあった寺院(廃寺)である。徳島県の史跡に指定されている。古代の大日寺(だいにちじ)の跡地とされている。
歴史
[編集]寺院は7世紀後半から8世紀前半に創建され、10世紀ごろまで存続していたとみられ、江戸時代の文献や伝承などを基に「大日寺跡」と呼ばれてきた[1]。
2013年(平成25年)に幸福の科学の聖地・川島特別支部の敷地内で出土品が発見されたことにより、この場所が川島廃寺跡と判明された。盛り土の周囲に板石を配した基壇や瓦のほか、徳島県内で初めて仏像の頭髪に使う土製の螺髪など51点が出土した[1]。
同時代に徳島県内に建立された郡里廃寺跡と同規模で、県内最古の大型寺院であった可能性があり、2017年(平成29年)2月10日に徳島県の史跡に指定された[2]。
交通
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “17番札所・井戸寺の掛け軸が県有形文化財に指定”. 徳島新聞. 2023年11月23日閲覧。
- ^ “吉野川市管内所在国および県指定文化財”. 吉野川市. 2023年11月23日閲覧。