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川和富士公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
川和富士公園
川和富士全景 地図
川和富士公園の位置(神奈川県内)
川和富士公園
分類 都市公園(近隣公園)
所在地
座標 北緯35度31分58.6秒 東経139度33分26.3秒 / 北緯35.532944度 東経139.557306度 / 35.532944; 139.557306座標: 北緯35度31分58.6秒 東経139度33分26.3秒 / 北緯35.532944度 東経139.557306度 / 35.532944; 139.557306
面積 約2.2ha
運営者 横浜市
公式サイト 川和富士公園
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川和富士公園(かわわふじこうえん)は神奈川県横浜市都筑区にある都市公園(近隣公園)。富士塚に由来する郷土富士の一つである川和富士があり、川和町のシンボル的存在となっている。都市計画法上の正式名称は、港北ニュータウン近隣13号公園

川和富士

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地図
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Maps: terms of use
750 m
現・川和富士
現・川和富士
旧・川和富士
旧・川和富士
『横浜市文化財地図』[1]、および行政地図情報システムより新旧の位置復元[2]

川和富士は、江戸時代末期の1860年万延元年)に富士講によって築かれた富士塚で、川和富士塚遺跡の範囲に所在した[3][1]。元々は現在地より川和高校寄りの地点(現在の富士見が丘17番14)にあったが[4][2]港北ニュータウン建設に伴う遺跡調査(港北ニュータウン遺跡群調査[5])の一環で1977年昭和52年)~1978年(昭和53年)に発掘調査され、現在の場所に移転・再現された。標高は74メートル。なお現在地の公園は、本来、猫谷戸台遺跡という川和富士塚遺跡とは全く別の遺跡があった場所である[2]

都筑区には、池辺町の池辺富士や、北山田山田富士などのように、いくつかの富士塚があるが[6]、川和富士は最も規模が大きく本格的である。ただし現在の川和富士は、地上高が15メートルあるとされ[7]、本来の川和富士(山裾部径29メートル、山頂部径10メートル、高さ5.2メートル[3])よりはるかに巨大である。頂上は遠望が利き富士山をはじめ、みなとみらい21新宿副都心の高層ビル群を見ることができる。

交通

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周辺

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ギャラリー

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脚注

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  1. ^ a b 横浜市教育委員会生涯学習部文化財課 2004.
  2. ^ a b c 横浜市教育委員会. “横浜市行政地図情報提供システム文化財ハマSite”. 横浜市. 2022年2月28日閲覧。
  3. ^ a b 横浜市埋蔵文化財センター 1990, p. 176.
  4. ^ 横浜市三千分一地形図「72-8川和(昭29)」
  5. ^ 埋蔵文化財センター 2006, pp. 1–2.
  6. ^ “横浜で一番標高の高い「~富士」はどこ?”. はまれぽ. (2011年7月8日). https://hamarepo.com/story.php?page_no=1&story_id=329 2020年9月24日閲覧。 
  7. ^ つづき交流ステーション. “川和富士公園”. つづきの魅力!つづき交流ステーション. 2022年2月27日閲覧。
  8. ^ 都筑区の見どころ 川和富士公園(横浜市都筑区)

参考文献

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  • 横浜市埋蔵文化財センター「川和富士塚遺跡」『全遺跡調査概要』公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団〈港北ニュータウン地域内埋蔵文化財調査報告10〉、1990年3月、176頁。 NCID BN05701176 
  • 横浜市教育委員会生涯学習部文化財課『横浜市文化財地図』横浜市教育委員会、2004年3月。 NCID BB23262051