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嶋智之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

嶋 智之(しま ともゆき)は、漫画雑誌編集者男性

集英社発行の少年誌『週刊少年ジャンプ(WJ)』、『Vジャンプ(VJ)』『ジャンプスクエア(SQ)』、『週刊ヤングジャンプ(YJ)』の編集を行う。2012年から2019年まで週刊ヤングジャンプ編集長を務めた。

概要

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慶應義塾大学卒業後、集英社に入社。週刊少年ジャンプ編集部で、少年誌『週刊少年ジャンプ』の編集を行う。藤崎竜を担当し、1996年に『封神演義』を開始させ、23巻にも渡る長期連載となった。他にもつの丸の『モンモンモン』・『みどりのマキバオー』、井上雄彦の『SLAM DUNK』の担当編集を務めた。その後、週刊少年ジャンプ編集部の副編集長に昇進。

2007年、集英社は『ジャンプスクエア』を新しく創刊し、それに伴い嶋はジャンプスクエア編集部へ異動。ジャンプスクエア編集部の副編集長となる。創刊とともに藤崎の『屍鬼』の担当編集を務める。2010年にジャンプスクエア編集部の編集長、2012年32号からは『週刊ヤングジャンプ』編集長となる。

2013年10月16日、自宅近くの路上でタクシー代を踏み倒したとして強盗容疑で逮捕された。事件当時は酒に酔っており、運転手が支払いをもとめた際、腕をつかんでねじり「ぶっ殺すぞ」と脅した[1]

2013年10月29日付で『週刊ヤングジャンプ』編集長を解任され、第4編集部部長付へ異動となった。その後、しばらくの間は第4編集部部長代理の中村泰造が『週刊ヤングジャンプ』編集長を兼任していた[2]が、2014年頃[3]から2019年頃まで嶋が既に編集長に復帰していた。

人物

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藤崎竜との信頼関係は深い。藤崎竜の作品のあとがき漫画において、「シマ氏」と藤崎から呼称されて、奇抜なキャラクターデザインで描かれている。『ジャンプスクエア』に嶋が異動になってからも、藤崎は『ジャンプスクエア』で『 屍鬼』の連載を行った際に、嶋はその担当編集を務めていた。また、藤崎が『週刊ヤングジャンプ』で『かくりよものがたり』を連載開始した時点で、嶋が同誌の編集長だったりと、縁が深い。

担当作品と期間

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年月日は『週刊少年ジャンプ』、『ジャンプスクエア』公式発売日を基準。

週刊少年ジャンプ

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ジャンプスクエア

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本人がモデルとなったキャラクター

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『週刊少年ジャンプ』では、編集者がモデルとなったキャラクターが登場することがある。嶋もその例に漏れず、漫画家からモデルとされ、漫画に登場している。

封神演義』、『屍鬼』などの藤崎竜の漫画のあとがき漫画「断崖絶壁今何処」において、担当編集シマ氏として登場。

みどりのマキバオー』、続編『たいようのマキバオー』において、主人公マキバオーのおっかけ雑誌記者嶋島智之として登場。

脚注

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  1. ^ ヤングジャンプ編集長逮捕 タクシー代踏み倒した疑い(朝日新聞デジタル)
  2. ^ 「週刊 ヤングジャンプ」編集長に中村泰造氏、新文化、2013/10/29
  3. ^ 第2回「ジャンプ次世代マンガ賞」が決定、受賞作はWebやアプリで配信”. ITmedia eBook USER (2014年9月22日). 2015年6月8日閲覧。
  4. ^ 『SLAM DUNK』単行本31巻・井上雄彦によるあとがき「集英社の中村泰造氏、町田宗治氏、嶋智之氏には公私にわたり大きな力になって頂きました」
  5. ^ 2代目
  6. ^ 『JOJOVELLER HISTORY』p.80

関連項目

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先代
茨木政彦
ジャンプスクエア編集長
2代目
2010年 - 2012年
次代
矢作康介
先代
今井孝昭
週刊ヤングジャンプ編集長
8代目
(2012年 - 2013年
次代
中村泰造