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崔賢美

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
崔 賢美
基本情報
本名 최 현미
階級 フェザー級
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
誕生日 (1990-11-07) 1990年11月7日(34歳)
出身地 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国平壌直轄市
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 22
勝ち 21
KO勝ち 5
敗け 0
引き分け 1
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崔 賢美(チェ・ヒョンミ、朝鮮語: 최 현미1990年11月7日 - )は、大韓民国の女子プロボクサー。第3代WBA女子世界フェザー級王者。 第2代WBA女子世界スーパーフェザー級王者。世界2階級制覇王者。PABA会長主導で行われた戦績操作に遭った選手[1]

来歴

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北朝鮮平壌で生まれ、11歳からボクシングを始め、北京オリンピックを目指していたが女子ボクシングは採用されず、14歳のときに家族で脱北ソウルに移住する。

韓国ではアマチュアで活躍し、2007年にプロとなる。

2008年10月11日、鎮安郡徐春燕WBA女子世界フェザー級王座決定戦を行い、10回3-0(98-92、96-94、97-93)の判定勝ちを収めデビュー戦を白星で飾ると共に王座獲得に成功した。

2009年5月30日、ソウルのソウル大学校PABA女子フェザー級暫定王者金孝玟と対戦し、10回1-1(96-94、96-96、94-96)の判定で引き分けたが初防衛に成功した。

2009年11月21日、水原成均館大学校自然科学キャンパスで天空ツバサと対戦し、10回3-0(97-92、96-94、100-92)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した。

2010年4月30日、水原の成均館大学校自然科学キャンパスでクラウディア・ロペスWBA女子世界フェザー級王座統一戦を行い、2-1(93-98、96-95、96-95)の判定勝ちを収め王座統一に成功、3度目の防衛に成功した。

2013年5月8日、ソウルのKBSスポーツワールドでシャノン・オコンネル英語版と対戦し、10回3-0(2者が97-93、96-94)の判定勝ちを収め7度目の防衛に成功したが、KBSの中継がつくという前提で平日昼間に行われるも、スポンサーがつかず中継がキャンセル。しかし体育館予約や審判招聘は既になされていたため、観客はほぼ関係者のみの中でタイトルマッチを余儀なくされた。興行スポンサーも離れたためファイトマネーはプロモーターが借金で賄わざるを得なかった[2]。直後に王座返上。

2013年8月15日、仁川月尾島風神ライカとWBA女子世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦を行い、10回3-0(2者が97-93、96-94)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した。

2013年10月30日、正規王者のキナ・マルパーティーダが王座を剥奪された為、正規王座に認定された。

2015年5月23日、聞慶市の聞慶市体育館でOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者でWBA女子世界スーパーフェザー級12位の水谷智佳と対戦し、10回3-0(2者が98-91、99-90)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[3][4][5]

2019年6月27日、仁川にて藤原芽子相手にWBA女子世界スーパーフェザー級王座防衛戦を行い、3-0判定勝利[6]

2020年11月13日、マッチルーム・ボクシングと複数試合のプロモーション契約を交わした[7]

2020年12月18日、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハード・ロック・ホテル & カジノにてカリスタ・シルガドと対戦を予定していたが、前日計量でシルガドに体重超過があり計量失格となった為、シルガドが勝っても王座獲得とはならないという条件で試合が行われ、崔が判定勝ちで王座防衛に成功した[8]

2022年8月15日、3階級下に当たるバンタム級のWBOアジア太平洋王者である赤林檎を相手に王座防衛戦を予定[9]だったが、約1週間前に中止が決まった[10]

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ 【ボクシング】脱北ボクサー、チェ・ヒョンミ、デビュー戦の操作発覚 韓国情報発信基地!innolife.net 2011年5月20日
  2. ^ “새터민 여 챔피언, 최현미의 씁쓸한 방어전”. 京郷新聞. (2013年5月9日). http://news.khan.co.kr/kh_news/khan_art_view.html?artid=201305092210035&code=980201 
  3. ^ “水谷、チャンピオン崔に判定負け 女子ボクシング”. 日刊スポーツ. (2015年5月23日). https://www.nikkansports.com/battle/news/1481334.html 
  4. ^ “水谷智佳、韓国で世界タイトル奪取ならず”. Boxing News(ボクシングニュース). (2015年5月23日). http://boxingnews.jp/news/26421/ 
  5. ^ Hyun Mi Choi retains WBA title with clear win over Chika Mizutani WBA公式サイト 2015年5月26日
  6. ^ “シングルマザー”藤原芽子は世界王座獲得ならず Boxing News(ボクシングニュース)2019年6月29日
  7. ^ Hyun-Mi Choi Inks Promotional Pact With Eddie Hearn”. Boxing Scene.com (2020年11月13日). 2020年11月14日閲覧。
  8. ^ Golovkin-Szeremeta DAZN Weigh-In Report From Hollywood, Florida”. Boxing Scene.com (2020年12月17日). 2021年1月28日閲覧。
  9. ^ “赤林檎の世界初挑戦が決定!”. ボクシングモバイル. (2022年7月19日). https://boxmob.jp/sp/news/index.html?nid=29000&n=1 
  10. ^ 赤林檎 [@anpanmushamusha] (2022年8月7日). "8月15日のチェヒョンミ選手との世界戦なくなりました。この試合の為にどれだけの大人が動いてくれたと思う?なぁ?夜一人でシャドーしたらキレキレなのが悲しかったダサいことはしない大丈夫、後から全部ついてくる✌️". X(旧Twitter)より2022年8月7日閲覧

関連項目

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外部リンク

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空位
前タイトル保持者
李花源
第3代WBA女子世界フェザー級王者

2008年10月11日 - 2013年5月(返上)

空位
次タイトル獲得者
オグレイディス・スアレス
暫定王座決定戦 対戦者
風神ライカ
WBA女子世界スーパーフェザー級暫定王者
2013年8月15日 - 2013年10月30日
次暫定王者
正規認定により消滅
空位
前タイトル保持者
キナ・マルパーティーダ
第2代WBA女子世界スーパーフェザー級王者

2013年10月30日 - 現在

次王者
N/A