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島本得一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

島本 得一(しまもと とくいち、1882年 - ?)は、日本の経済史学者。

略歴

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大阪府大阪市船場生まれ。1908年神戸高等商業学校卒業[1]。1961年「徳川時代の証券取引が明治時代の証券取引に及ぼした影響」で大阪大学経済学博士神戸大学教授、近畿大学教授を務め、1975年退任[2]。徳川時代の堂島米会所について研究した。

編著書

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  • 『北浜と兜町』文雅堂書店 1916
  • 『市場用語字彙 株式期米』編. 文雅堂書店ほか 1917
  • 『取引所法令と通語』編. 同文館 1920
  • 『本邦証券取引所の史的研究』文雅堂書店 1942
  • 『徳川時代の証券市場の研究』産業経済社 1953
  • 『有価証券市場論』産業経済社 1955
  • 『蔵米切手の基礎的研究』産業経済社 1960
  • 『証券取引慣行論』ダイヤモンド社 1961
  • 『米切手図録 徳川時代の有価証券』明徳舎 1964
  • 『証券講話』フタバ書店 1967
  • 『堂島米会所文献集 世界最古の証券市場文献』編. 所書店 1970

脚注

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  1. ^ 『米切手図録 徳川時代の有価証券』
  2. ^ 経済学博士島本得一教授退任記念論文集 商経学叢 (53), p5506-5813,肖像巻頭1枚, 1975-12