峰岸隆
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峰岸 隆(みねぎし たかし、1945年 - )は、群馬県出身の日本の建築デザイン学者。元大阪工業大学工学部建築学科教授・建築会会長、工学博士。芸術学修士(東京藝術大学)。元NPO法人社叢学会会員。
専門は、建築意匠・建築デザイン(特に神社、修道院、モスク)、空間デザイン(特に回廊)。
経歴
[編集]1968年大阪工業大学工学部建築学科卒業。1971年東京藝術大学大学院美術研究科建築設計理論専攻修士課程修了、芸術学修士(東京藝術大学)。内井昭蔵建築設計事務所にて建築設計活動と設計教育に従事。1989年大阪工業大学工学部建築学科嘱託講師などを経て、1992年より2008年まで同学科教授(工学博士)として教鞭を執り、大阪工業大学建築会会長・顧問を歴任[1]。
主な所属学会は、日本建築学会、NPO法人社叢学会など。主な受賞は、日本建築業協会賞1977、第24回AIAレイノルズ賞など。
主な作品は、身延山久遠寺宝蔵(実施設計担当)、東京YMCA野辺山高原センター(基本設計担当)など。
主な著書は、「建築設計演習3、展開編」(共著、鹿島出版会2008、学術書)、「建築設計演習2、標準編」(共著、鹿島出版会2008、学術書)、「建築設計製図演習1 設計基礎編」(共著、鹿島出版会1998、学術書)、「日本の回廊、西洋の回廊 - 美と祈りの空間」(単著、鹿島出版会2015、学術書)など[2][3][4]。
主な研究
[編集]- 複合建築における回廊の作用と類型
- 神社建築における回廊に関する研究
- 社寺の空間構造に関する研究
- 西ヨーロッパの修道院建築における回廊の研究 - 南フランス地方のシトー会とカルトゥジア会の比較
- モスクの中庭を中心とした都市構造 - 都市カイロとそのモスクについて
- モスクにおける回廊の型分類と空間特性について