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岸野伊太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岸野 伊太郎(きしの いたろう、1880年明治13年)2月16日[1][2] - 没年不明)は、日本政治家地主[1][3][4][5][6][7][8]

人物

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東京府・伊平の長男[1]農業を営む[9]1917年に西巣鴨町会議員となり、1期満了、2期再選する[2]1920年国勢調査委員に任命される[2]

出納監査委員西巣鴨町教育会評議員、上睦会会長、西巣鴨第四部青年団副団長[2]氷川神社氏子総代[10]である。宗教は日蓮宗[1]。住所は東京市豊島区池袋2丁目[3][6][7]

家族

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岸野家

岸野家について『豊島区大総覧 2597年版』によると、

代々池袋方面に居住し、徳川時代の初期に於て既にこの地方で熱望があった。その祖先は往古武将が幾人かの従者を従えて此の地に来り住み、そのまま土着したものであると云われているがその武将は何人であるか確かな記録はない。或いは鎌倉時代末期のことではあるまいか。徳川時代に於ては大名屋敷へも出入の家があり岸野伊太郎氏の母堂の如きは幕末井伊掃部邸の奥にあって相当枢機に参劃したと伝えられる。現在池袋に数多散在する岸野家は何れも一族である。 — 『豊島区大総覧 2597年版』[11]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 『大衆人事録 第12版 東京篇』東京240頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月12日閲覧。
  2. ^ a b c d 『東京府市名誉録』北豊島郡之部8頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月12日閲覧。
  3. ^ a b 『日本紳士録 第41版』キの部210頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月12日閲覧。
  4. ^ 『日本紳士録 第31版』キの部308頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月12日閲覧。
  5. ^ 『日本紳士録 第36版』キの部263頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月12日閲覧。
  6. ^ a b 『日本紳士録 第39版』キの部207頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月12日閲覧。
  7. ^ a b 『日本紳士録 第38版』キの部271頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月12日閲覧。
  8. ^ 『日本紳士録 第33版』東京キの部282頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月12日閲覧。
  9. ^ 『日本紳士録 第30版』東京キの部291頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月12日閲覧。
  10. ^ 『北豊島郡神社誌』9頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2023年4月2日閲覧。
  11. ^ 『豊島区大総覧 2597年版』第十四章 名所旧蹟268 - 269頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2022年12月26日閲覧。

参考文献

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  • 篠田皇民『東京府市名誉録』東京人事調査所、1925年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第30版』交詢社、1926年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第31版』交詢社、1927年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第33版』交詢社、1929年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第36版』交詢社、1932年。
  • 北豊島神職会編『北豊島郡神社誌』北豊島神職会、1933年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第38版』交詢社、1934年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第39版』交詢社、1935年。
  • 交詢社編『日本紳士録 第41版』交詢社、1937年。
  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第12版 東京篇』帝国秘密探偵社ほか、1938年。
  • すがも新聞社編『豊島区大総覧 2597年版』すがも新聞社、1938年。