岩渕功一
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岩渕 功一(いわぶち こういち、1960年 - )は、日本の社会学者。専門は、カルチュラル・スタディーズ、メディア論、アジアのポピュラー文化論。日本のポピュラー文化のアジアでの生産、流通、消費研究、文化のグローバル化研究で広く世界に知られている[要出典]。
早稲田大学法学部卒業後、日本テレビ勤務。ウェスタン・シドニー大学で博士号取得。国際基督教大学教養学部助教授、早稲田大学国際教養学術院教授を経て現在モナシュ大学教授。
著書
[編集]単著
[編集]- 『トランスナショナル・ジャパン――アジアをつなぐポピュラー文化』(岩波書店, 2001年)
- Recentering Globalization: Popular Culture and Japanese Transnationalism, (Duke University Press, 2002).
- 『文化の対話力――ソフト・パワーとブランド・ナショナリズムを越えて』(日本経済新聞社, 2007年)
編著
[編集]- 『グローバル・プリズム――「アジアン・ドリーム」 としての日本のテレビドラマ』(平凡社, 2003年)
- Feeling Asian Modernities: Transnational Consumption of Japanese TV Dramas, (Hong Kong University Press, 2004).
- 『越える文化、交錯する境界――トランス・アジアを翔るメディア文化』(山川出版社, 2004年)
- 『多様性との対話――ダイバーシティ推進が見えなくするもの』(青弓社, 2021年)ISBN 978-4-7872-3483-4
共編著
[編集]- Rogue Flows: Trans-Asian Cultural Traffic, co-edited with Stephen Muecke and Mandy Thomas, (Hong Kong University Press, 2004).
- (多田治・田仲康博)『沖縄に立ちすくむ――大学を越えて深化する知:「ちゅらさん」「ナビィの恋」「モンパチ」から読み解く「沖縄」の文化の政治学』(せりか書房, 2004年)
- East Asian Pop Culture: Analysing the Korean Wave, co-edited with Chua Beng Huat, (Hong Kong University Press, 2007).