岩沼 (長生村)
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岩沼 | |
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JR八積駅の外観 | |
北緯35度24分21.819秒 東経140度20分44.17秒 / 北緯35.40606083度 東経140.3456028度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 千葉県 |
市町村 | 長生村 |
面積 | |
• 合計 | 1.504686578 km2 |
人口 (2021年4月1日時点) | |
• 合計 | 1,205人 |
• 密度 | 800人/km2 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
299-4336[1] |
市外局番 | 0475(茂原MA)[2] |
ナンバープレート | 袖ヶ浦 |
岩沼(いわぬま、英語: Iwanuma)は、千葉県長生郡長生村の大字。郵便番号は299-4336[1]。住民基本台帳によると、2021年(令和3年)4月1日時点の域内の世帯数は487戸で人口は1,205人である[3]。
地理
[編集]北と東は宮成と、南は金田と、西は水口や北水口と接し、二つの飛び地を擁する。
また、域内は平地が多く、住宅地や農村集落が発展している。
歴史
[編集]1815年、佐瀬半兵衛が虫の繁殖に成功し、川城福松が虫を捕えて江戸の虫問屋に売るようになったのを由来として、虫売り業が盛んになった[4]。また、明治から大正期には、秋になると住民はスズムシ、マツムシ、キリギリスを捕まえ、業者が買い取り八積駅から列車で東京へと出荷し、農家は、竹で編んだ虫かごを作り、村の経済の支えとなった[4]。しかし、大正の終わりになると、虫売りは落ち込み、衰退を憂えた佐瀬吉松(東京で鳴虫販売問屋経営)らが、虫の霊を慰めるため、大正10年、村や東京の虫問屋の有志で虫供養碑を建てた[4]。
交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]- 千葉県道227号八積停車場線
- 市ヶ谷岩沼線
- 長生いきいきロード
学区
[編集]域内の児童は長生村に長生村立八積小学校、長生村立長生中学校に進学する[5]。
施設
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]文化財
[編集]名称 | 指定 | 区分 | 指定年月日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
虫供養の碑 | 村指定 | 有形文化財 | 1979年5月17日 | 高さ1.8m、幅75cmのサイズで、篆額は豊栄村の白井喜右ヱ門(元県会議長)のものである。 |
岩沼元古年来記 | 村指定 | 有形文化財 | 1984年3月26日 | |
岩沼の獅子舞 | 県指定 | 無形民俗文化財 | 1961年6月9日 |
関連項目
[編集]参考文献
[編集]脚注
[編集]- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2021年12月11日閲覧。
- ^ “長生村大字別人口表” (PDF). 長生村. 2021年12月8日閲覧。
- ^ a b c “輝く海と虫売りの声、長生村”. ぐるり房総. 2021年12月11日閲覧。
- ^ “通学区域一覧”. 長生村 (2016年2月25日). 2021年12月8日閲覧。
- ^ “長生郵便局 (ちょうせいゆうびんきょく)”. 日本郵政グループ. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “長生中学校”. 長生村. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “長生村文化会館”. 長生村文化会館. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “長生村交流センター完成” (2021年6月13日). 2021年12月8日閲覧。
- ^ “体育館・武道館・弓道場”. 長生村. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “皇産霊神社”. 八百万の神. 2021年12月8日閲覧。
- ^ a b “岩沼の獅子舞”. 長生村 (2016年2月25日). 2021年12月8日閲覧。
- ^ “千葉県長生郡長生村眞浄山大法寺”. 日蓮宗. 2021年12月8日閲覧。
- ^ “文化財”. 長生村 (2017年5月25日). 2021年12月11日閲覧。
- ^ “虫供養の碑”. 公益社団法人千葉県観光物産協会. 2021年12月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- 千葉県長生郡長生村岩沼 (124230060) | 国勢調査町丁・字等別境界データセット - Geoshapeリポジトリ