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岩根愛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岩根 愛(いわね あい、1975年 - )は、東京都中野区出身の写真家

1991年、中学卒業後に単身渡米、ペトロリアハイスクールに留学。オフグリッド、自給自足の暮らしの中で学ぶ。帰国後、アシスタントを経て1996年に独立。雑誌媒体、音楽関連等の仕事をしながら、フィリピンモンテンルパ刑務所、ロシアのニクーリンサーカス、台湾三峡台北榮民之家など、世界の特殊なコミュニティでの取材に取り組む[1]

2006年以降、ハワイにおける日系文化に注視し、2013年より福島県三春町にも拠点を構え、移民を通じたハワイと福島の関連をテーマに制作を続ける[2]

2018年、初作品集『KIPUKA』及び写真展『FUKUSHIMA ONDO』で第44回木村伊兵衛写真賞[1][3]、第44回伊奈信男賞[4]を受賞。

写真集

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  • 『KIPUKA』青幻舎、2018年11月
  • 『キプカへの旅』太田出版、2019年5月

脚注

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  1. ^ a b 酒井瑛作 (2019年4月26日). “岩根愛インタヴュー「ハワイと福島、響き合う歌に導かれて」 | ARTICLES | IMA ONLINE”. IMA ONLINE. アマナ. 2021年8月15日閲覧。
  2. ^ 岩井成昭 (2020年12月5日). “インタビュー 岩根愛|AI Iwane – 美術館 わたしたちはみえている -日本に暮らす海外ルーツの人びと-”. アートアクセスあだち 音まち千住の縁. 2021年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月15日閲覧。
  3. ^ 第44回「木村伊兵衛写真賞」は岩根愛に決定。受賞作は、福島とハワイをつないだ写真集『KIPUKA』|美術手帖”. 美術手帖 (2019年3月19日). 2021年8月15日閲覧。
  4. ^ 伊奈信男賞受賞者一覧 - 第44回(2019年度) 伊奈信男賞 岩根 愛 | 写真文化活動 | ニコンイメージング”. ニコン (2019年). 2021年8月15日閲覧。

外部リンク

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