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岩本和久

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岩本 和久(いわもと かずひさ、1967年 - )は、日本のロシア文学者翻訳家札幌大学教授。

人物・来歴

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1990年東京大学文学部西洋近代語近代文学専修課程卒業。 1996年同大学院人文社会系研究科博士課程修了[1]、「脆弱な「私」の肖像 オレーシャの作品にみる自己愛と同一化」で文学博士稚内北星学園大学助教授、教授、札幌大学教授[2]

著書

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  • 『沈黙と夢 作家オレーシャとソヴィエト文学』(群像社、ロシア作家案内シリーズ) 2003.11
  • 『トラウマの果ての声 新世紀のロシア文学』(群像社) 2007.12
  • 『情報誌の中のロシア 文化と娯楽の空間』(東洋書店、ユーラシア・ブックレット) 2008.6
  • フロイトドストエフスキイ 精神分析とロシア文化』(東洋書店、ユーラシア選書) 2010.8

翻訳

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  • 『消えた太陽』(アレクサンドル・グリーン沼野充義共訳、国書刊行会) 1999.6
  • 『たゆたう春 夜』(イワン・ブーニン、吉岡ゆき,橋本早苗,田辺佐保子,望月恒子,坂内知子共訳、群像社、ブーニン作品集3) 2003.7
  • 『寝台特急黄色い矢 作品集「青い火影」 2』(ヴィクトル・ペレーヴィン、中村唯史共訳、群像社) 2010.12
  • 『ブーニン作品集 1』(イワン・ブーニン、望月哲男,利府佳名子,坂内知子共訳、群像社) 2014.3
  • 『地獄の裏切り者』(パーヴェル・ペッペルシテイン、水声社) 2022

論文

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脚注

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  1. ^ J-GLOBAL 岩本 和久” (2009年10月10日). 2022年8月28日閲覧。
  2. ^ 『地獄の裏切り者』

外部リンク

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