岩手開発鉄道DC38形ディーゼル機関車
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岩手開発鉄道DC38形ディーゼル機関車(いわてかいはつてつどうDC38がたディーゼルきかんしゃ)は、岩手開発鉄道でかつて運用されていたディーゼル機関車である。
1両(DC3821)が在籍した。
DC38形の38は自重38tの意味である。車番の21の2は、岩手開発鉄道のディーゼル機関車の連番で、2形式目を意味する[1]。
概要
[編集]赤崎線のセメント運搬はDB1511の1両が担当していたが、運搬量が増加してきたため、1960年に新三菱重工業で新造されたL字形ディーゼル機関車である。足回りはジャック軸式であった。
1970年、DD4341にセメント運搬列車の主役を譲り1973年1月に廃車となった。
主要諸元
[編集]- 全長:8,150mm
- 全幅:2,720mm
- 全高:3,781mm
- 自重:38.0t
- 機関:DL2L(460ps)1基
- 軸配置:C
脚注
[編集]- ^ DB1511、DC3821、DD3831・3832、DD4341。DD5351・5352・5353はDD56形となった後も車番の変更はされなかった。DD56011からは異なる。
参考文献
[編集]- 寺田裕一『私鉄機関車30年』JTBパブリッシング、2005年。ISBN 4-533-06149-4。