岩手県立住田高等学校
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岩手県立住田高等学校 | |
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北緯39度9分2.1秒 東経141度32分16.8秒 / 北緯39.150583度 東経141.538000度座標: 北緯39度9分2.1秒 東経141度32分16.8秒 / 北緯39.150583度 東経141.538000度 | |
過去の名称 |
岩手県立盛農業高等学校世田米分校 岩手県立高田高等学校住田分校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 岩手県 |
学区 |
気仙・釜石 全国募集(若干名)有り[1] |
設立年月日 | 1948年4月 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学校コード | D103210000450 |
高校コード | 03151J |
所在地 | 〒029-2311 |
岩手県気仙郡住田町世田米字川口12-1 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
岩手県立住田高等学校(いわてけんりつすみたこうとうがっこう)は、岩手県気仙郡住田町に所在する公立の高等学校。通称は住高(すみこう)。
設置学科
[編集]沿革
[編集]- 1948年(昭和23年)4月 - 岩手県立盛農業高等学校定時制世田米分校、同上有住分校として発足
- 1964年(昭和39年)4月 - 岩手県立高田高等学校住田分校として現在地に開校
- 1970年(昭和45年)4月 - 岩手県立住田高等学校が発足
- 2018年(平成30年)4月 - 教育コーディネーターを配置[2]
特色のある取組
[編集]学校設定科目「地域創造学」
住田町立の保育園、小学校、中学校に加え、県立住田高校の5校が文部科学省開発学校の指定を受け、「地域創造学」に取り組んでいる(指定期間:平成29年度から令和2年度まで[3])[4][5][6][7]。
教育コーディネーター
住田町の「住田高校自学自習支援事業」の一環として教育委員会の嘱託職員「教育コーディネーター」が研修会館(通称「住高ハウス」)に常駐しており、自学自習及び社会参加活動等を支援している[2][8]。
高校再編計画の経過
[編集]岩手県教育委員会は、志願者数の減少に伴って高田高等学校への統合を計画していたが、住民らの反対運動により学級減にとどまった。
令和2年度に公表された「新たな県立高等学校再編計画案(後期計画)」によれば、令和7年度まで住田高校は1学級維持となっており[9]、当面の間、統廃合はない。ただし、志願者数が定員の3分の2を下回った年が2年続いた場合は、翌年度から募集停止・統合となる場合がある[10][11][12]。
住田町は、同校を併設型の公立中高一貫校として存続を図りたいとの考えを示している[13]。2020年度(令和2年度)からは住田町教育委員会などを事務局とする住田高校魅力化推進会議が設置されている[14][15]。
出身有名人
[編集]- 佐々木七恵(ロサンゼルスオリンピック女子マラソン日本代表)
- 早瀬ひとみ(演歌歌手)
アクセス
[編集]- JR釜石線 上有住駅乗り換え
- 住田町コミュニティバス「上有住駅」バス停より「川口上有住駅線」で約35分、「向川口」「川口」バス停。
脚注
[編集]- ^ “県外からの志願者受入れについて”. 岩手県教委. 2020年7月24日閲覧。
- ^ a b “平成30年度第19回住田町議会定例会(9月定例会)会議録” (pdf). 住田町議会. pp. 8-10,14-21. (2018年9月4日). 2024年10月6日閲覧。 “この4月に教育委員会事務局の嘱託職員として採用した教育コーディネーターは、住田高校の魅力向上や生徒の高校生活の包括的支援を主な用務としております” ※教育長答弁参照。pdf配布元は「住田町議会 会議録」ページ。
- ^ “現在研究開発に取り組んでいる学校(平成29年度) 住田町立世田米小学校 外4校(岩手県)”. 文部科学省ホームページ. 文部科学省. 2019年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月14日閲覧。
- ^ 田代高章, 小岩和彦, 菅野弘, 千葉邦彦, 川原恵理子, 佐藤和生, 生平駆, 小野寺峻一, 髙橋龍太郎, 佐々木尚子, 板井直之, 原田孝祐, 大森響生「岩手中山間地域の教育課題に応じた小中高一貫のモデルカリキュラム(その1) : 総合的学習および特別支援教育について」『岩手大学大学院教育学研究科研究年報』第4巻、岩手大学大学院教育学研究科、2020年3月、13-32頁、CRID 1390853649826148736、doi:10.15113/00014958、ISSN 2432-924X。
- ^ “「社会的実践力」目指し、住田町の地域創造学”. Web東海新報. 東海新報社 (2019年1月1日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ “新設教科「地域創造学」について”. 住田町ウェブサイト. 住田町 (2019年11月26日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ “高校の“魅力アップ”で生徒確保を|岩手取材ノート”. NHK盛岡放送局. NHK (2023年1月31日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ “学自習支援の「住高ハウス」の開設から1年、生徒に定着 住田町教委が運営”. Web東海新報. 東海新報社 (2019年10月13日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ “新たな県立高等学校再編計画後期計画の策定(計画期間:R3~R7)”. 岩手県ウェブサイト. 岩手県 (2021年5月24日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ “気仙4校体制は維持へ 高校再編の後期計画案 3〜7年度の統合・学級減なし 県教育委員会”. Web東海新報. 東海新報社 (2020年2月7日). 2020年8月13日閲覧。
- ^ “来春も入学者募集へ 定員割れ続く住田高 県教委 町や地域の支援状況勘案”. Web東海新報. 東海新報社 (2023年7月7日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ “3年ぶり新入生20人超え 住田高校で入学式 県外からの「みらい留学」も”. Web東海新報. 東海新報社 (2024年4月10日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ “第9次住田町教育振興基本計画(平成30~34年度)” (pdf). 住田町. p. 29. 2015年2月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月14日閲覧。
- ^ ““20の壁”破るには 学校存続へ意見交わす 住田高校魅力化推進会議”. Web東海新報. 東海新報社 (2023年3月2日). 2024年10月6日閲覧。
- ^ ““正念場”どう乗り超える 住田高校魅力化推進会議 学校存続へ意見交わす”. Web東海新報. 東海新報社 (2023年6月28日). 2024年10月6日閲覧。
関連項目
[編集]- 岩手県高等学校一覧
- 所さんのそこんトコロ スペシャル (2018年08月17日放送分) - 「あなたはナゼ秘境駅へ来たんですか?」コーナーで取材を受けた。
外部リンク
[編集]- 岩手県立住田高等学校 - 公式ウェブサイト