出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岩戸屋 源八(いわとや げんぱち、生没年不詳)とは江戸時代の江戸の地本問屋。
山本氏。宝暦から文化年間[1]にかけて江戸の浅草茅町2丁目東角甚兵衛店で地本問屋を営業している。岩戸屋喜三郎と関係があるかといわれる。鳥居清満の紅摺絵、勝川春章、礒田湖龍斎、歌川豊春の錦絵を出版している。
- 鳥居清満 「二世市川海老蔵の矢の根の五郎」 大判 紅摺絵 宝暦8年(1758年)3月市村座『恋染隅田川』に取材
- 勝川春章 礒田湖龍斎 歌川豊春 『東扇』 間倍判 錦絵揃物 安永4年、安永5年から天明1年、天明2年ころ
- ^ 『浮世絵の基礎知識』は宝暦・天明年間。とする。