岩切正一郎
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岩切 正一郎(いわきり しょういちろう、1959年[1] - )は、日本のフランス文学者、詩人である。国際基督教大学学長・教養学部アーツ・サイエンス学科教授。専門はシャルル・ボードレールをはじめとした近現代フランス詩・演劇。
人物
[編集]宮崎県出身[1]。宮崎県立宮崎西高等学校、東京大学文学部仏文科卒業[1]、東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学[1]、パリ第7大学テクスト・資料科学科第三課程修了(DEA)[2]。1996年、国際基督教大学教養学部助教授[1]、2007年、同教授[1]、2011年、同大学アドミッションズ・センター長[1]、2019年、同教養学部長を経て[1]、2020年、日比谷潤子学長の任期満了に伴い学長就任[2]。任期は、2020年4月1日から2024年3月31日までの4年間[3]。
2007年、蜷川幸雄の演出作品『ひばり』(ジャン・アヌイ作)と『カリギュラ』(アルベール・カミュ作)の翻訳を担当し[2]、その業績によって2008年の第15回「湯浅芳子賞」を受賞した[2]。
著書
[編集]翻訳書
[編集]- 『ノアノア』(ポール・ゴーギャン、ちくま学芸文庫)
- 『世界文学空間 文学資本と文学革命』(パスカル・カザノヴァ、藤原書店)大著
- 『サタンが稲妻のように落ちるのが見える』(ルネ・ジラール、新教出版社)
- 『ガラ 炎のエロス』(ドミニク・ボナ、筑摩書房)- サルバドール・ダリの妻の伝記
- 『アルベール・カミュ カリギュラ』- 以下は各(ハヤカワ演劇文庫:早川書房)
- 『ジャン・アヌイ ひばり』
- 『ジャン・ジロドゥ トロイ戦争は起こらない』
脚注
[編集]外部リンク
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