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岡田日郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岡田 日郎(おかだ にちお、本名:岡田 晃(おかだ ひかる)[1]1932年昭和7年〉11月3日 - 2022年令和4年〉1月2日)は、日本の俳人

生涯

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東京都出身[1]学習院大学文学部卒。福田蓼汀の「山火」に投句、1951年(昭和26年)より「山火」の編集を担当[2]

1955年「山火」の同人となり、1961年に山火賞を受賞[1]。 蓼汀の没後、1990年より「山火」主宰を継承[2]。1993年『連嶺』で第32回俳人協会賞[1][2]。2014年から俳人協会顧問を務めた[1]

山岳俳句を多く詠み、「山の俳句歳時記」[2]、句集「水晶」、エッセー集「雲表のわが山々」などの著書がある[1]。 2022年(令和4年)1月2日、誤嚥性肺炎のため埼玉県さいたま市内の病院で死去[1]。89歳没。

著書

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  • 『山の俳句歳時記』編 (現代教養文庫) 社会思想社, 1975 新訂 梅里書房, 1998.11
  • 『紅玉 句集』 (現代俳句選集 牧羊社, 1978.6
  • 『岡田日郎集』 (自註現代俳句シリーズ・Ⅱ期 俳人協会, 1978.9
  • 『食の俳句歳時記』編. 文元社, 1984.11 新訂 梅里書房, 1993.3
  • 『雲表のわが山々』東京新聞出版局, 1987.6
  • 『福田蓼汀の世界』編著 (昭和俳句文学アルバム 梅里書房, 1989.6
  • 『徹底写生への道 俳句本論』梅里書房, 1990.10
  • 『山景 句集』角川書店, 1990.5
  • 『秀句三五〇選 29 山』編著)蝸牛社, 1991.12
  • 前田普羅』編著 (蝸牛俳句文庫 蝸牛社, 1992.11
  • 『連嶺 句集』(現代俳句叢書 角川書店, 1992.2
  • 『四季折々の山』東京新聞出版局, 1993.11
  • 『岡田日郎集・続篇』 (自註現代俳句シリーズ 俳人協会, 1993.12
  • 『芝不器男研究』編著. 梅里書房, 1997.1
  • 『俳句で歩く百名山』 (孔雀ブックス) 主婦と生活社, 1997.10
  • 『山の四季 (俳句・俳景 蝸牛社, 1997.4
  • 『山と俳句の五十年』梅里書房, 2000.11
  • 『山 自疏句集』梅里書房, 2005.1
  • 『瑞雲 句集』梅里書房, 2007.2
  • 『俳句日本百景・百名山』梅里書房, 2009.1
  • 『新雪 句集』梅里書房, 2010.7
  • 『巍々 句集』梅里書房, 2013.5
  • 『山域別岡田日郎全句集』梅里書房, 2014.11

参考文献

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g “岡田日郎氏死去、89歳 俳人協会顧問、俳誌「山火」主宰”. サンケイスポーツ. 産経デジタル. (2022年1月11日). https://www.sanspo.com/article/20220111-4IM5SXJ3INNRJGDHCNX6IUNTF4/ 2022年1月12日閲覧。 
  2. ^ a b c d 岡田日郎」『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』https://kotobank.jp/word/%E5%B2%A1%E7%94%B0%E6%97%A5%E9%83%8Eコトバンクより2022年1月13日閲覧 

外部リンク

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