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岡田実 (中国研究者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

岡田 実(おかだ みのる)は、日本の中国研究者、拓殖大学国際学部教授[1][2]国際協力事業団に勤務し中国での開発援助にあたった経験をもち、おもに日中開発協力史について研究している[1]

経歴

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東北大学法学部を卒業し、民間企業勤務を経て、1988年に当時の国際協力事業団(2003年国際協力機構に改組)に入職した[1][2]北京大学への留学を経て、およそ十年ほど対中政府開発援助の業務に従事し、その間、中国事務所員、中国援助調整専門家を経て、中国事務所副所長も務めた[1][2]。その後、国際協力機構本部、外務省経済協力局、JICA研究所等に勤務した[1][2]

2010年9月、「「対外援助国」中国の創成と変容:援助の比較政治論的アプローチの試み」により法政大学から博士(政治学)を取得した[3]

2012年、法政大学法学部兼任講師となり、2014年拓殖大学国際学部教授となった[1][2]

おもな著書

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  • 日中関係とODA―対中ODAをめぐる政治外交史入門―、日本僑報社、2008年
  • 「対外援助国」中国の創成と変容1949-1964、御茶の水書房、2011年
  • ぼくらの村からポリオが消えた―中国・山東省発「科学的現場主義」の国際協力、佐伯印刷出版事業部、2014年
  • 日中未来遺産―中国・改革開放の中の"草の根"日中開発協力の「記憶」、日本僑報社、2019年

脚注

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外部リンク

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