岡村多希子
表示
岡村 多希子(おかむら たきこ、1939年(昭和14年) - )は、日本のポルトガル語研究者、ポルトガル文学研究者。東京外国語大学名誉教授。
人物
[編集]東京府出身。旧姓は松尾。東京外国語大学ポルトガル・ブラジル学科卒業。 2003年まで東京外国語大学教授。ヴェンセスラウ・デ・モラエスを研究、翻訳した。
著書
[編集]- 『モラエスの旅 ポルトガル文人外交官の生涯』(彩流社) 2000
- 『モラエス サウダーデの旅人』(モラエス会) 2008
翻訳
[編集]- 『南蛮文化渡来記 — 日本に与えたポルトガルの衝撃』(アルマンド・マルティンズ・ジャネイラ、サイマル出版会) 1971
- 『ウズ・ルジアダス ルシタニアの人びと』(ルイス・デ・カモンイス、小林英夫, 池上岑夫共訳、岩波書店) 1978.10
- 『東洋遍歴記』全3巻(メンデス・ピント、平凡社東洋文庫) 1979 - 1980
- 『方舟』(ミゲル・トルガ、彩流社) 1984
- 『ポルトガル短篇選集』(アルヴァロ・サレマ編、彩流社) 1988
- 『十六・七世紀イエズス会日本報告集 第4 - 5巻』(家入敏光共訳、同朋舎) 1988
- 『おヨネとコハル』(モラエス、彩流社) 1989年、増訂版 2004年
- 『ポルトガル日本交流史』(マヌエラ・アルヴァレス・ジョゼ・アルヴァレス、金七紀男, 大野隆雄共訳、彩流社) 1992
- 『モラエスの絵葉書書簡』(石川良彦共訳、彩流社) 1994年
- 『日本精神』(ヴェンセスラウ・デ・モラエス、彩流社) 1996年
- 『ポルトガルの友へ モラエスの手紙』(彩流社) 1997年
- 『モラエスの日本随想記 徳島の盆踊り』(講談社学術文庫) 1998、のち徳島県文化振興財団 2010
- 『リカルド・レイスの死の年』(ジョゼ・サラマーゴ、彩流社) 2002
- 『生きている、ただそれだけで美しい』(アウグスト・クリ、アーティストハウスパブリッシャー) 2003
- 『モラエス作品集』(モラエス会) 2012