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山越駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山越内駅から転送)
山越駅
駅舎(2018年6月)
やまこし
Yamakoshi
H56 野田生 (4.6 km)
(5.1 km) 八雲 H54
地図
所在地 北海道二海郡八雲町山越
北緯42度13分52.2秒 東経140度19分35.7秒 / 北緯42.231167度 東経140.326583度 / 42.231167; 140.326583座標: 北緯42度13分52.2秒 東経140度19分35.7秒 / 北緯42.231167度 東経140.326583度 / 42.231167; 140.326583
駅番号 H55
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 函館本線
キロ程 76.0 km(函館起点)
電報略号 ヤコ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗降人員
-統計年度-
10人/日
-2014年-
開業年月日 1903年明治36年)11月3日
備考 無人駅[1]
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山越駅(やまこしえき)は、北海道二海郡八雲町山越にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線である。駅番号H55電報略号ヤコ事務管理コードは▲140121[2]

歴史

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駅名の由来

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当駅の所在する地名より[3]。地名はアイヌ語に由来するが諸説あり、「ヤㇺクㇱナイ(yam-kus-nay)」〔栗(を拾うために)・通行する・川〕、「ヤㇺウㇱナイ(yam-us-nay)」〔栗(を拾うために)・通行する・川〕、「ヤㇺウㇰウㇱナイ(yam-uk-us-nay)」〔栗・を採る・いつもする・沢〕のいずれかに由来するとされる[8]

なお、「山越内」から「山越」への改名のついては「地名に合わせたもの」とされている[3]

駅構造

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単式ホーム2面2線を持つ地上駅[1]。かつては混合ホーム2面3線であったが、中線を取り払ったことにより、現在に至る。ホーム中央に構内踏切がある。

ホームの脇に関所を模した待合所が設置されている[7]。これは近くに江戸幕府関所の跡があることにちなんだもので「日本最北端の関所」として知られている。八雲駅管理の無人駅となっている[1]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 函館本線 上り 函館方面
2 下り 長万部方面

利用状況

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乗車人員の推移は以下の通り。年間の値のみ判明している年度は日数割で算出した参考値を括弧書きで示す。出典が「乗降人員」となっているものについては1/2とした値を括弧書きで乗車人員の欄に示し、備考欄で元の値を示す。

また、「JR調査」については、当該の年度を最終年とする過去5年間の各調査日における平均である。

乗車人員推移
年度 乗車人員(人) 出典 備考
年間 1日平均 JR調査
1978年(昭和53年) 68.0 [9]
2015年(平成27年) 「10名以下」 [JR北 2]
2017年(平成29年) 5.4 [10]
2018年(平成30年) 4.6 [11]
2019年(令和元年) 「10名以下」 [JR北 3]
2020年(令和02年) 「10名以下」 [JR北 4]

駅周辺

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1976年の山越駅と周囲約1km範囲。右が函館方面。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
函館本線
野田生駅 (H56) - 山越駅 (H55) - 八雲駅 (H54)

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 11号 函館駅・大沼公園駅・倶知安駅ほか72駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月21日、22頁。 
  2. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、214頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  3. ^ a b c 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、10頁。ASIN B000J9RBUY 
  4. ^ a b c d e f 『道南鉄道100年史 遥』 北海道旅客鉄道函館支社 2003年2月発行
  5. ^ 改定 八雲町史 下巻
  6. ^ a b 北海道鉄道百年史 下巻、P57-58 及び巻末年表。
  7. ^ a b “新駅舎は関所風 観光客の“足止め”に 八雲”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1989年10月12日)
  8. ^ アイヌ語地名リスト モク~リ P131-140”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2014年1月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月19日閲覧。
  9. ^ 藤田, 稔 編『国鉄全駅大事典』藤田書店、1980年4月30日、806頁。doi:10.11501/12065814https://dl.ndl.go.jp/pid/12065814 
  10. ^ 函館線 函館・長万部間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第6回ブロック会議(令和元年7月~8月)]. 北海道. pp. 4・5 (2019年8月2日). 2021年5月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。
  11. ^ 函館線 函館・長万部間の状況について” (PDF). 函館線(函館・小樽間)について(北海道新幹線並行在来線対策協議会). [第7回ブロック会議(令和2年8月)]. 北海道. pp. 4・5 (2020年8月25日). 2021年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月4日閲覧。

JR北海道

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  1. ^ 駅番号表示(駅ナンバリング)を実施します』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2007年9月12日。オリジナルの2007年9月30日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20070930015220/http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2007/070912-3.pdf2014年9月6日閲覧 
  2. ^ 極端にご利用の少ない駅(3月26日現在)” (PDF). 平成28年度事業運営の最重点事項. 北海道旅客鉄道. p. 6 (2016年3月28日). 2017年9月25日閲覧。
  3. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2020年10月30日). 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月5日閲覧。
  4. ^ 駅別乗車人員” (PDF). 地域交通を持続的に維持するために > 全線区のご利用状況. 北海道旅客鉄道 (2021年9月30日). 2022年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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