山賊のギャロップ

『山賊のギャロップ』（さんぞくのギャロップ、ドイツ語: Banditen-Galopp）作品378は、ヨハン・シュトラウス2世が作曲したギャロップ。

解説

1877年に作曲されたギャロップで、本来はオペレッタ『メトゥザレム王子』の中の曲である。『メトゥザレム王子』の初演が失敗したため、シュトラウス2世は劇中の旋律（第2幕の第1場）を用いて編曲し、この作品を独立させた。初演は同年に行われている。

ニューイヤーコンサート

ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートへの登場歴

開催年	指揮者	備考
1947年	ヨーゼフ・クリップス
1953年	クレメンス・クラウス
1955年	ヴィリー・ボスコフスキー
1959年	ヴィリー・ボスコフスキー
1964年	ヴィリー・ボスコフスキー
1966年	ヴィリー・ボスコフスキー
1969年	ヴィリー・ボスコフスキー
1980年	ロリン・マゼール
1985年	ロリン・マゼール
1988年	クラウディオ・アバド
1999年	ロリン・マゼール
2006年	マリス・ヤンソンス
2023年	フランツ・ウェルザー＝メスト

外部リンク

音楽・音声外部リンク
全曲を試聴する
Johann Strauss II Banditen Galopp - ビルケント交響楽団による演奏。公式YouTube。

• 『山賊のギャロップ』の楽譜 - 国際楽譜ライブラリープロジェクト
• Johann Strauss (Sohn) Banditen-Galopp / Polka schnell op. 378 (1877) - ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団（WJSO）による解説。