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山田良之助 (工学者)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山田 良之助(やまだ りょうのすけ 1907年3月19日 - 1990年6月13日[1])は日本の金属工学材料工学者、教育者。

経歴

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1907年(明治30年)京都府に生まれる。京都府立第二中学校、第三高等学校 (旧制)を経て京都帝国大学機械工学科に入学。1921年大正10年)に卒業すると、そのまま同大の講師を務めた。1923年(大正12年)東北帝国大学助教授、1927年(昭和2年)には東京高等工業学校の講師を兼ねた。1928年(昭和3年)ドイツに留学、1930年(昭和5年)に帰国後、京都大学教授[2]。その後、東京工業大学金属科長、静岡大学学長[3]兼短期大学学長、武蔵工業大学学長[4]などを務めた。

受章

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  • 1967年(昭和42年) 勲二等旭日重光章

著作

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  • 『金属材料』 吉田工務所出版部 1932年
  • 『材料試験法』 内田老鶴圃 1933年
  • 『鐡と鋼、特殊鋼、鋼の表面硬化法、非鐵金屬材料、材料試驗法及試驗機』(三島徳七、石原善雄、加瀬勉、山口珪次共著)共立社 1934年
  • 『金屬材料の機械的性質』 共立社 1936年
  • 『材料試験』 内田老鶴圃新社 1967年

脚注

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  1. ^ 『蔵前工業会誌 10月』28頁 蔵前工業会、1990年。
  2. ^ 山田良之助『出身県別 現代人物事典 西日本版』p460 サン・データ・システム 1980年
  3. ^ 歴代学長”. 静岡大学 (2021年). 2022年9月25日閲覧。
  4. ^ 東京都市大学歴代学長”. 五島育英会. 2022年9月25日閲覧。