山田神社 (枚方市山之上)
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山田神社 | |
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所在地 | 大阪府枚方市山之上四丁目15-36 |
位置 | 北緯34度47分48.1秒 東経135度39分20.0秒 / 北緯34.796694度 東経135.655556度 |
主祭神 | 素盞嗚尊、稲田姫命 |
社格等 | 村社 |
創建 | 弘安二年(1279年) |
例祭 | 10月第2土曜・日曜 |
山田神社(やまだじんじゃ)は、大阪府枚方市山之上にある神社である。旧社格は村社。
歴史
[編集]元々鎮座地の山之上は片埜神社の氏地であったが、弘安元年(1278年)、社務職の間に不和が起こり、祭祀が滞るようになっていた。片埜神社社務職の一人で、山之上に居住していた田中修理亮藤原朝臣芳秀[注釈 1]はそれを憂い、田中山(現在の宮山)を神地として新たに神社を造営、弘安2年(1279年)2月8日、片埜神社から分霊を勧請し山之上神社と称した。
明治6年(1873年)2月10日、田宮村の田宮神社の祭神であった素盞嗚尊を合祀。山之上村と田宮村の頭文字を取って山田神社と改称した。明治41年(1908年)12月7日、「府県社以下神社神饌幣帛料供進ニ関スル件」(明治39年勅令第96号)で定められた神饌幣帛料供進神社に指定された。
境内
[編集]境内には、本殿、幣殿、拝殿、および末社に春日神社、石神社、稲荷神社があり、覆屋内の中央に本社本殿、本社本殿に向かって左に春日神社本殿、右に石神社本殿がに配される。[1]
末社
[編集]- 春日神社(武甕槌神命、経津主命、天児屋根命、比咩大神) - 一間社流造 こけら葺[1]、建保年間、春日大社より勧請
- 石神社 - 一間社流造 こけら葺[1]、安倍晴明が寛弘元年に藤田の里で修業した時の加持石を、田中修理亮芳秀が祀ったものと伝える。
- 稲荷神社 - 安政2年、伏見稲荷大社より勧請
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 山田神社略記では「田中修理亮芳秀」、境内説明版では「修理亮 藤原芳秀」と記載
出典
[編集]参考文献
[編集]- 山田神社略記(社務所にて頒布のもの)
- 境内説明版
外部リンク
[編集]- 山田神社(公式サイト)