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山田日登志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山田 日登志(やまだ ひとし、1939年[1] - )は、生産管理を専門とするコンサルタント。PEC産業教育センター所長。セル生産方式の発案者。生産現場のムダを排除する「ムダとり」の生みの親とされる[1]。トヨタ生産方式を元にした、生産現場のカイゼン≒改悪による生産性向上を標榜しているが、同生産方式を著しく歪曲したとされる。本家本元のトヨタ自動車では実施されない「やるぞコール」を例に、権威主義的、精神論重視、軍隊式、属人的で理論軽視の指導法が採用される。

経歴

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1939年、岐阜県羽島市生まれ。南山大学文学部を卒業後[1]、1963年中部経済新聞入社[1]。1965年、岐阜県生産性本部に転職[1]。工場改革に行き詰っていたとき、トヨタ自動車大野耐一と出会い、弟子入りする[1]。トヨタ流工場運営のノウハウを学んだ後、1978年にPEC産業教育センターを設立し[1]、現職。

テレビ

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書籍

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著書

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  • 『トヨタ生産方式をトコトン理解する事典』(1988年1月30日、日刊工業新聞社)ISBN 9784526022999
  • 『ズバリ現場のムダどり事典 トヨタ生産方式の実践哲学』(1989年4月15日、日刊工業新聞社)ISBN 9784526025099
  • 『改善魂を求めて トヨタ生産方式』(1998年2月1日、日刊工業新聞社)ISBN 9784526041563
  • 『常識破りのものづくり NHKスペシャルセレクション』(共著者:片岡利文)(2001年12月26日、日本放送出版協会)ISBN 9784140806524
  • 『現場の変革、最強の経営 ムダとり 現場の変革、最強の経営』(2002年5月10日、幻冬舎)ISBN 9784344001855
  • 『「こうすればムダが見える!」ワークブック』(2006年5月20日、日刊工業新聞社)ISBN 9784526056772
  • 『図解 ムダとり トヨタ生産方式のすべてがわかる』(2006年5月27日、幻冬舎)ISBN 9784344011724
  • 『カンタン!ムダとりポケットブック 現場のムダは誰でもとれる』(著者:三浦聡彦、監修:山田日登志)(2006年7月25日、日刊工業新聞社)ISBN 9784526056970
  • 『改善リーダー養成講座 ひと目でわかる、すぐに活かせる、基礎からわかる』(2008年8月20日、日刊工業新聞社)ISBN 9784526061110
  • 『改善の鬼 山田日登志のムダに喝!』(2009年1月20日、ウェッジ)ISBN 9784863100398
  • 『ムダとり 現場の変革、最強の経営』(2009年2月10日、幻冬舎 幻冬舎文庫)ISBN 9784344412675
  • 『自分で考える社員のつくり方 ムダとりが生み出す「やる気革命」』(2009年2月16日、PHP研究所 PHP新書)ISBN 9784569705125
  • 『改善魂の叫び』(2011年2月25日、日刊工業新聞社)ISBN 9784526066399
  • 『なぜ「ふるさと製造業」は強いのか メイド・イン・ジャパン復活の方策』(2013年2月20日、PHP研究所 PHPビジネス新書)ISBN 9784569810089
  • 『山田日登志の改善魂 ムダの向こうに見えたもの』(2016年12月1日、日刊工業新聞社)ISBN 9784526075223

関連書籍

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  • 『ムダとりの達人山田日登志の カイゼン7つの法則』(著者:宮坂賢一、編:日経トップリーダー)(2011年7月27日、日経BP社)ISBN 9784822264284

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 日経クロステック(xTECH). “「残業してでも塗ってまえ」――山本製作所/仕掛かり・生産リードタイム半減への道(上)”. 日経クロステック(xTECH). 2022年4月28日閲覧。
  2. ^ 常識の壁を打ち破れ- NHK 2001年5月12日
  3. ^ 「勝つ工場」 〜甦るメイド・イン・ジャパン〜 - テレビ東京 2005年3月22日
  4. ^ 第84回 2008年4月15日放送 輝け社員、よみがえれ会社 工場再建・山田日登志