山田嘉彦
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山田 嘉彦(やまだ よしひこ、1940年〈昭和15年〉10月3日 - )は、日本の洋画家。東京学芸大学名誉教授、立軌会同人。東京都江戸川区出身。
山田嘉彦 | |
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生誕 |
1940年10月3日 東京 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 東京藝術大学美術学部絵画科油絵専攻卒 |
著名な実績 | 洋画家 |
来歴
[編集]生い立ち
[編集]日本橋芳町より京都市右京区御室へ移転。東京都中野区東中野へ移転。
東京都立武蔵丘高等学校、東京藝術大学美術学部絵画科油絵専攻卒(林武教室)。東京藝術大学大学院修了(牛島憲之教室)。
画家として
[編集]中学校の美術部で初めて油彩画を描き、高校の美術部に所属し石膏デッサンに夢中になる。東京藝術大学の大学院修了後、同大学に勤務し、その間に牛島憲之に風景画の指導を受ける。
1969年にフランス政府給付留学生として渡仏。マルセーユ芸術建築学校(ビュッス教室)に学ぶ。グループ十騎会(髙島屋東京日本橋店、~2015年)に参加。フランス、カーパントラのミシェル画廊にて個展。
1971年に第1回日本現代新人絵画展(髙島屋東京日本橋店、~1974年)に出品。同年9月フランスより帰国。
1972年東洋美術学校絵画科講師、1973年女子美術短期大学造形科非常勤講師、1978年東京学芸大学助教授、1993年東京学芸大学教授となり後進の育成に尽力する。この間、全国で個展を開催し、各地の美術館へ作品を収蔵している。
略歴
[編集]代表作
[編集]- 狭山湖 100M 2020年 第73回立軌展
- 朱夏 100M 2019年 第72回立軌展
- 映 100・変形 1981年 個展
- 丘陵 80・変形 1986年 第18回十騎会展
- 坂道と雲 50F 2015年 立軌展
主な出版物
[編集]- 『山田嘉彦画集』求龍堂 1987年
主な作品収蔵先
[編集]- 富山県立近代美術館
- 新潟県新潟市知足美術館
- 中野区立もみじ山文化センター(なかのZERO)
- 秋田県大館市大館郷土博物館
カレンダー
[編集]- 日本鋼管株式会社(現JFEホールディングス) 1994年
- ヤマハ株式会社 1998年
- 日本精工株式会社 2025年
映像
[編集]- 日本テレビ『美の世界』出演 1993年放送
- “点描画の巨匠 山田嘉彦の絵画展 群馬・前橋市”. 郡馬テレビ. (2023年9月21日)
掲載
[編集]- 印象派・いい女66選 技法講座 美術の窓 生活の友社 2013年9月
- 独立独歩の本格洋画家 美術の窓 生活の友社 2013年9月
- 心に染みる風景 月刊美術 サン・アート 2013年9月
- ベテラン作家が描く 個々に残る風景画 美術の窓 生活の友社 2014年6月
- 新・現代日本の作家たち アトリエ寫眞(No.024)山田嘉彦 月刊美術 サン・アート 2014年10月
- 風景表現を描く 私の風景画 美術の窓 生活の友社 2014年6月
- 土方明司の知りたい! 美のヒミツ(第30回)山田嘉彦(洋画家) 月刊美術 サン・アート 2022年10月
出典
[編集]- ^ 「立軌会」『立軌会 | 立軌会の概要と年譜』