山田優 (フェンシング選手)
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基本情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
所属 | 山一商事 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
誕生日 | 1994年6月14日(30歳) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | 三重県鳥羽市 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 184cm[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 73kg[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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山田 優(やまだ まさる、1994年6月14日 - )は、日本の男子フェンシング選手。種目はエペ[2]。
2021年開催東京五輪男子エペ団体金メダリスト[3]。2024年パリ五輪男子エペ団体銀メダリスト[4]。アジア競技大会の男子エペ団体で2大会(2018年ジャカルタ・2022年杭州)連続金メダル。
三重県鳥羽市出身[5][3]。日本大学卒業。山一商事所属。元幹部自衛官(2等陸尉[6]、自衛隊体育学校所属)。
経歴
[編集]小学2年からフェンシングを始め、中学でフルーレからエペに種目を転向した[7]。三重県立鳥羽高等学校を経て日本大学文理学部体育学科に入学した[2][8]。日本大学在学中の2014年に世界ジュニア選手権で日本人初優勝した[2][3]。大学卒業後は自衛隊体育学校に所属し、2021年7月現在は2等陸尉[9]。
2017年12月に全日本フェンシング選手権大会で初優勝した[10]。
インドネシアのジャカルタで開催された2018年アジア競技大会の男子エペ団体に、加納虹輝・宇山賢・見延和靖と出場して金メダルを獲得した[11]。
2019年6月にアジア選手権で金メダルを獲得した[2][3]。2020年ワールドカップグランプリ大会に出場しシニアの国際大会で初優勝した[2][3]。
2021年7月、新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響で1年遅れて開催された2020年東京オリンピックのフェンシング競技男子エペ団体に、加納・宇山・見延と出場して金メダルを獲得した[3]。また、同五輪の個人では6位に入賞した[12]。9月12日に国際フェンシング連盟の男子エペ個人ランキングで世界1位になった[13]。11月2日に紫綬褒章を受章した[14][15]。12月23日に自衛隊を退職し、翌24日にポリバレント株式会社とマネジメント契約を結んだことをTwitterで発表した[7]。
2022年1月1日から株式会社山一商事の所属となった[16]。7月にエジプトのカイロで開催されたフェンシング世界選手権の男子エペ団体に、加納・見延・松本龍と出場して銅メダルを獲得した[17]。
2023年9月、新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響で1年遅れて開催された2022年アジア競技大会の男子エペ団体に、加納・松本・古俣聖と出場して2大会連続の金メダルを獲得した[18]。
同年12月、カナダのバンクーバーで開催された男子エペのワールドカップの団体に、加納・見延・松本と出場して金メダルを獲得した[19]。
2024年8月、パリオリンピック男子エペ団体に加納・見延・古俣と出場して銀メダルを獲得した[4]。また、同五輪の個人では準々決勝まで進出した[20]。同年9月の全日本選手権で5年ぶり3度目の優勝を果たした[21]。
人物
[編集]姉のあゆみと妻の里衣もそれぞれ、全日本優勝経験がある元エペ選手である[10][22]。
東京オリンピック フェンシング 男子エペ団体において金メダルを獲得した功績をたたえ、2021年11月1日、三重県鳥羽市の鳥羽ショッピングプラザハロー正面出入口側に記念のゴールドポスト(第5号)が設置された(ゴールドポストプロジェクト[23])。
脚注
[編集]- ^ a b “選手プロフィル 山田優”. 時事通信 (2021年7月1日). 2021年12月24日閲覧。
- ^ a b c d e “スポーツ日大 Vol.10”. 日本大学. p. 24. 2021年7月30日閲覧。
- ^ a b c d e f “日本人メダリストの横顔 加納虹輝、山田優、宇山賢、見延和靖〔五輪・フェンシング〕”. jiji.com(時事通信社) 2021年7月30日閲覧。
- ^ a b 読売新聞 (2024年8月3日). “銀メダルのフェンシング男子エペ団体、唯一の初出場で「補欠」の古俣聖が大活躍” 2024年8月3日閲覧。
- ^ 男子エペ団体が金メダル 日本フェンシング史上初の快挙中日新聞2021年7月30日
- ^ “東京2020 オリンピック・パラリンピック競技大会特設ページ 自衛官選手の活躍(選手紹介・大会日程等)”. 防衛省・自衛隊. 2024年6月29日閲覧。
- ^ a b “フェンシング「エペジーーン」エース山田優が「新しい挑戦」ポリバレントとマネジメント契約”. スポーツ報知. (2021年12月24日) 2023年12月10日閲覧。
- ^ “日本大学 「スポーツ日大」サイト”. www.nihon-u.ac.jp. 2021年7月30日閲覧。
- ^ “自衛隊体育学校Twitter2021年7月30日”. 自衛隊体育学校 (2021年7月30日). 2021年7月31日閲覧。
- ^ a b “山田優が初V、史上初きょうだい王者 フェンシング”. 日刊スポーツ (2017年12月10日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “8月22日の結果”. 日本オリンピック委員会. 2023年10月5日閲覧。
- ^ “山田 優”. ポリバレント. 2023年12月12日閲覧。
- ^ “山田、世界ランク1位 フェンシング”. 時事通信. (2021年9月12日) 2021年12月24日閲覧。
- ^ 『官報』第250号、令和3年11月4日
- ^ “紫綬褒章、ソフト「金」の上野由岐子さんら最多90人…秋の褒章808人・22団体”. 読売新聞. (2021年11月2日) 2023年12月10日閲覧。
- ^ “山田、山一商事所属に フェンシング”. 時事通信. (2022年1月1日) 2022年1月1日閲覧。
- ^ 日刊スポーツ (2022年7月23日). “【フェンシング】男子エペ団体初の銅 五輪金から一転「レジャー中心の合宿」…逆風から名誉挽回” 2023年12月10日閲覧。
- ^ “9月29日の結果”. 日本オリンピック委員会. 2023年10月5日閲覧。
- ^ “フェンシング 男子エペW杯団体 日本がイタリアを破り優勝”. NHK (2023年12月11日). 2023年12月12日閲覧。
- ^ 中日新聞 (2024年7月30日). “「自分を信じきれなかった」フェンシング男子エペ、鳥羽出身の山田優選手が準々決勝で惜敗” 2024年8月3日閲覧。
- ^ “男子エペはパリ五輪「銀」の山田優が優勝 全日本フェンシング第1日”. 産経新聞 (2024年9月16日). 2024年9月16日閲覧。
- ^ “フェンシング金メダル山田優を叱咤激励 元エペ日本女王の妻・里衣さん”. 日刊スポーツ. (2021年7月31日) 2021年12月24日閲覧。
- ^ “ゴールドポストプロジェクト”. 内閣官房 オリンピック・パラリンピックレガシー推進室. 2022年6月9日閲覧。
外部リンク
[編集]- 山田優 (@masaru_fencing) - X(旧Twitter)