山本甚作
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山本 甚作(やまもと じんさく、1915年(大正4年) - 1996年(平成8年)10月4日)は、日本の画家。
略歴
[編集]- 1915年(大正4年) - 山形県西田川郡鶴岡馬町(現・鶴岡市)に生まれる
- 1928年(昭和3年) - 山形県立鶴岡中学校(現・山形県立鶴岡南高等学校)入学
- 1933年(昭和8年) - 同校卒業
- 1939年(昭和14年) - 東京美術学校(現・東京芸術大学)卒業
- 在学中は田辺至、朝倉文夫に学ぶ。
- 1942年(昭和17年) - 朔日会入会
- 1947年(昭和22年) - 鶴岡市立第一中学校教諭(1949年(昭和24年)まで)
- 1949年(昭和24年) - 山形県立鶴岡南高等学校教諭(1953年(昭和28年)まで)
- 1953年(昭和28年) - 上京して新聞や雑誌などの挿絵を描く。作家黒沼健の挿絵を担当する。
- 1958年(昭和33年) - 朔日会退会
- 1959年(昭和34年) - 太平洋美術会入会
- 1964年(昭和39年) - 示現会入会
- 1968年(昭和43年) - 第12回安井賞展出品
- 1970年(昭和45年) - 『二人の若者』製作、第3回改組日展出品
- 1971年(昭和46年) - 『ケン玉』製作、第24回現示展出品
- 1973年(昭和48年) - 『歩行者天国』製作、第5回改組日展出品
- 1975年(昭和50年) - 『歴史と人物』(中央公論社)で藤沢周平と岡田誠三の作品の挿絵を描く。
- 1977年(昭和52年) - グループ『絶』展結成。
- 1981年(昭和56年) - 致道博物館で個展開催。
- 1986年(昭和61年) - 山形新聞など12社の新聞に『蟬しぐれ』の挿絵を描く。
- 1991年(平成3年) - 『ラマンチャの主従』製作、第44回現示展出品
- 1992年(平成4年) - 示現会理事に就任。
- 1994年(平成6年) - 『フラメンコ』製作、第18回『絶』展出品
- 1996年(平成8年)10月4日 - 永眠。享年81。
受章歴
[編集]- 1992年(平成4年) - 日本赤十字社金色有功章
- 1992年(平成4年) - 紺綬褒章
作品
[編集]- 1970年(昭和45年) - 『二人の若者』 致道博物館蔵
- 1971年(昭和46年) - 『ケン玉』 致道博物館蔵
- 1973年(昭和48年) - 『歩行者天国』 致道博物館蔵
- 1985年(昭和60年) - 『サルとピエロ』 新田嘉一蔵
- 1991年(平成3年) - 『ラマンチャの主従』 致道博物館蔵
- 1994年(平成6年) - 『フラメンコ』 致道博物館蔵
親族
[編集]参考資料
[編集]- 山本甚作氏画で見る物語
- 『旧制鶴岡中学校の画家「大久保公治・成沢翠映・三井惣一・山本甚作」遺作展』致道博物館 パンフレット