山崎匡佑
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(山崎大紀から転送)
山崎 匡佑(やまさき きょうすけ、1953年7月26日 - )は、日本の漫画家。本名は山崎 享祐(読み同じ)。高知県室戸市吉良川町出身。
来歴
[編集]高知県立の園芸高等学校(現・春野高等学校)を経て、1976年、日本大学芸術学部文芸学科卒業。1974年、大学3年生の時に『別冊漫画アクション』でデビュー。
スポーツ漫画(特に相撲・ゴルフもの)を主に手掛ける。[1]
2021年4月27日発売の週刊アサヒ芸能(徳間書店)2021年5月6日・13日合併号で「白鵬本紀」 (監修:白鵬翔)を本名である山崎 享祐名義で連載開始[2]と同時に公式サイト「漫画 やまさき商店」とTwitterアカウントを開設。
また、山崎 大紀(やまさき だいき)の別名義で風俗ルポ漫画・娯楽系漫画[3]も執筆。風俗ルポ漫画では体験取材を基に、男性は2頭身のコミカルなキャラ[4]に対して女性はリアルな頭身の美女で描くテイストが人気を呼んでヒットし続けた結果、風俗漫画界の巨匠[5]と呼ばれ、テレビ[6]・ラジオ[7]などのメディアにも出演。
その他、エッセイストで犬の健康コンサルタントを務めるMASAJIのInstagramアカウントにてイラストを担当し、本人もルポ漫画に登場時の風貌[8]で時々登場している。
作品リスト
[編集]山崎匡佑/山崎享祐名義
[編集]- 相撲漫画
- おいらは新弟子(1982年、双葉社)
- お山の大将(1983年~1984年、講談社 モーニング連載)
- やぐらの力丸(1988年、日本文芸社)
- つんころ大介(1990年、双葉社)
- 千代の富士物語 北の大将(1993年、ほんの木)
- 旭鷲山物語(1998年、光文社)
- 白鵬本紀(はくほうほんぎ) (監修:白鵬翔、2021年~2022年、徳間書店 週刊アサヒ芸能連載、単行本全6巻)
- ゼニ番付(2024年、双葉社 週刊大衆月1回連載(2024年6月3日号 - ))
- ゴルフ漫画
- 明日があるぞ!!かぐや姫(原作:小池一夫、1988年、スタジオ・シップ)
- あっち向いて!PAR(1989年、双葉社)
- みどり(1991年、リイド社)
- 劇画 青木功のゴルフ五輪書 (1994年、日本文芸社)
ほか
山崎大紀名義
[編集]- つくしの筆事情(集英社 週刊プレイボーイ読み切り連載)
- 匠のふんどし→新・匠のふんどし→大紀の天国オンナ旅~匠のふんどし~ (双葉社)
- フーゾク王(双葉社 アクションピザッツ連載)
- 大紀の女はお固いのがお好き(日本文芸社 週刊漫画ゴラク不定期連載)
- 風俗どんぶり(ぶんか社 みこすり半劇場連載)
- 大紀の気持ち良かったH話(双葉社)
- 本当に出会ったHな話(竹書房)
- 大紀のバカHスペシャル(マイウェイ出版)
ほか
脚注
[編集]- ^ 高知出身のまんが家 山崎匡佑
- ^ 連載は2022年10月20日号までとなった。
- ^ スポーツ漫画以外の一般漫画でもこちらの名義で執筆することがある。
- ^ ルポ漫画の作中に登場する男性キャラは、主に作者自身(風貌はイケイケ風の青年・眼鏡でヒゲ面の小太り・後ろ髪縛りの青年の3種類あるが、近年は3番目の姿で描かれることが多い)であるが、作者に同行する者として、作者のアシスタント(”大紀軍団”と称されることもある)や、友人知人(業界関係者含む)、編集者、ライターなども登場することがある。
- ^ “【死ぬまで現役】風○漫画界の巨匠、山崎大紀先生【独占インタビュー】”. ナックルズTV(実話ナックルズ 公式YouTubeチャンネル). 2021年9月26日閲覧。
- ^ “「ONE PIECE」以上に稼げる! 年収3億円の体験漫画家が儲けのカラクリを暴露:じっくり聞いタロウ|テレ東プラス”. テレビ東京. 2021年9月26日閲覧。
- ^ ニッポン放送 看板娘ホッピー・ミーナのHOPPY HAPPY BAR! 2015年5月6日放送回 当時週刊ポストで山崎大紀名義でコラム連載されていた「東京立ちピーおナンパ散歩」の縁で2015年5月4日・5日・6日・7日・8日の放送回にゲスト出演。また、上記リンク先の5月6日放送回を記録したページ中に、”風俗マンガだけでなく、千代の富士物語「北の大将」「旭鷲山物語」「青木功 ゴルフ五輪書」などのスポーツものの名作も沢山描かれている”との記述もあり、山崎匡佑名義での活動も紹介されている。
- ^ 一例。ごくたまに実際の本人の姿に近い風貌でコミカルに描かれることもある。
外部リンク
[編集]- 公式サイト 漫画 やまさき商店
- 漫画家 山崎享祐 (@yamasakishoten) - X(旧Twitter)
- 山崎大紀:公開作品 - マンガ図書館Z