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山宝鉱山

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山宝鉱山
所在地
山宝鉱山の位置(岡山県内)
山宝鉱山
山宝鉱山
所在地高梁市備中町用瀬
都道府県岡山県の旗 岡山県
日本の旗 日本
座標北緯34度47分17秒 東経133度28分41秒 / 北緯34.78806度 東経133.47806度 / 34.78806; 133.47806座標: 北緯34度47分17秒 東経133度28分41秒 / 北緯34.78806度 東経133.47806度 / 34.78806; 133.47806
生産
産出物生石灰磁鉄鉱(過去)、黄銅鉱(過去)他
歴史
開山1958年
所有者
企業株式会社カルファイン
プロジェクト:地球科学Portal:地球科学

山宝鉱山(さんぽうこうざん)は、岡山県高梁市備中町用瀬[1]にある鉱山花崗岩石灰岩接触変成作用を与えたスカルン鉱床で、磁鉄鉱黄銅鉱などのスカルン鉱物を産出した。主に磁鉄鉱を採鉱していたが、1970年ごろに閉山した。1973年より株式会社カルファインが生石灰を製造している[2]。藤井鉱物化石館が近くにある[1]

産出鉱物は、磁鉄鉱と黄銅鉱のほか、磁硫鉄鉱硫砒鉄鉱蛍石方解石灰鉄柘榴石灰鉄輝石ヘスティング閃石など。ソーダ魚眼石新鉱物として1976年昭和51年)に承認された。

参考文献

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  • 光野千春沼野忠之監修、野瀬重人編『岡山県地学のガイド : 岡山県の地質とそのおいたち』コロナ社〈地学のガイドシリーズ〉、1980年、96-104頁頁。ISBN 978-4-339-07511-3 
  • 沼野忠之『岡山の鉱物』日本文教出版〈岡山文庫〉、1980年、58-61頁頁。ISBN 4-8212-5092-6 
  • 光野千春ほか解説 著、山陽新聞社出版局編 編『岡山の地学』山陽新聞社〈原色図鑑〉、1982年、252-253頁頁。ISBN 4-88197-108-5 
  • 日本の地質「中国地方」編集委員会編『中国地方』共立出版〈日本の地質〉、1987年、184頁頁。ISBN 4-320-04614-5 
  • Matsueda, Hiroharu; et al. (1981). “Natroapophyllite, a new orthorhombic sodium analog of apophyllite I. Description, occurrence, and nomenclature” (PDF). American Mineralogist 66: 410-415. http://www.minsocam.org/msa/collectors_corner/amtoc/toc1981.htm. 
  • Miura, Yasunori; et al. (1981). “Natroapophyllite, a new orthorhombic sodium analog of apophyllite II. Crystal Structure” (PDF). American Mineralogist 66: 416-423. http://www.minsocam.org/msa/collectors_corner/amtoc/toc1981.htm. 

脚注

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  1. ^ a b 「フィールドは宝の山!」 山宝鉱山の磁鉄鉱とざくろ石 - ウェイバックマシン(2018年1月20日アーカイブ分) - 岡山理科大学
  2. ^ 株式会社カルファイン - 大阪中小企業投資育成株式会社

関連項目

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外部リンク

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