山口直彦 (実業家)
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山口 直彦(やまぐち なおひこ、1954年10月 - )は、日本の実業家、フルハシEPO株式会社代表取締役社長[1][2]。愛知県生まれ。立教大学社会学部産業関係学科(現・経営学部)卒業[1]。
人物・経歴
[編集]1978年、フルハシEPO株式会社に入社[1]。
同社専務取締役、代表取締役副社長を歴任し、1997年に同社代表取締役社長就任[1][3]。
フルハシEPOは、1947年に愛知県名古屋市で製材・木材加工業を営む企業として創業され、オイルショックによる石油価格の高騰を機に、従来国内で焼却処分されていた木材をエネルギー原料に再利用しようと考え、1980年代に木材加工品販売の本格的な事業化を進めた。現行の主な事業内容として、木質バイオマス(木質廃棄物)と建設副産物のリサイクル事業を展開し、許認可工場は全国20カ所に広がっている。山口の経営のもと、近年はバイオマス発電事業へも参画し[1][2]、2022年4月には東京証券取引所スタンダード市場と名古屋証券取引所メイン市場への上場を果たしている[1][4]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 会社四季報 ONLINE 『名古屋発、廃材リサイクル大手「フルハシEPO」の潜在力』 2023/10/17
- ^ a b 日本経済新聞 『フルハシEPOの山口社長「バイオマス発電にも参画」』 2022年4月21日
- ^ 日刊工業新聞 『経営ひと言/フルハシEPO・山口直彦社長「鉄の意志」』 2008/7/17
- ^ 日本経済新聞 『フルハシEPO山口社長「木質リサイクル、地産地消強み」』 2022年4月14日