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山内雪路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山内 雪路(やまうち ゆきじ)は、日本の情報通信工学者。大阪工業大学情報科学部ネットワークデザイン学科教授・情報センター長。工学博士(大阪大学)。電子情報通信学会関西支部元評議員・情報通信基礎技術講座元実行委員長。インターネットラーニングアカデミー(ILA)元理事長[1]IEEE International Conference on Mobile Business 2005 (ICMB2005) Program Committee委員。私立大学情報教育協会会員。

専門は、情報通信工学・情報ネットワーク工学インターネットIoTネットワーク含む)、Web工学・プログラミングJavaScriptjQueryなど)、 ネットワークセキュリティ[2][3]

略歴

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1981年大阪大学工学部通信工学科卒業。1986年同大学院工学研究科通信工学専攻博士後期課程修了、工学博士(大阪大学)[4]日立製作所中央研究所にて、ネットワーク設計・通信システムの研究開発に従事。1990年大阪工業大学工学部電子工学科に着任、助教授を経て、1996年情報科学部情報システム科助教授。2001年同学科教授。2007年同学部情報ネットワーク学科教授。2019年同学部ネットワークデザイン学科教授。2012年より同大学情報センター長も兼務。

特に大阪工業大学に1996年新設された情報科学部において、日本の大学の草分けとしてネットワーク技術者(CCNA/CCNP)育成教育プログラム「Ciscoネットワーキングアカデミー」を導入(1999)[5]、学内情報基盤の教育研究系システムで先進仮想化システム基盤のVMware/Cisco/EMC(VCE)社「Vblock System 320」を国内大学で初採用(2013)[6]、学内システムのシンクライアントBYOD[7]などの先進的な学内情報基盤の構築に貢献している。

主な所属学会は、電子情報通信学会IEEEインターネットソサエティ(ISOC)など。主な受賞は、総務省近畿総合通信局令和4年度「電波の日・情報通信月間」記念式典で「近畿情報通信協議会会長表彰」を受賞(2022)[8]

主な著書

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主な研究

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情報ネットワーク工学の対外啓蒙活動として、大学・専修学校教員向けにネットワーク技術関連教員トレーニング(TTT) の講師(2002-2006)、小中高教員向けに大阪府教育委員会主催「大学等オープン講座 夏季リフレッシュセミナー」(テーマ:学校で活用するネットワーク情報セキュリティ入門体験講座)での講師、 高校生向けに「ナレッジイノベーション講座」2014(テーマ:Webアプリケーション開発の入門ワークショップ)の講師、社会人向けに大阪科学技術センタ後援イブニングシンポジウム「安全安心なまちづくりのためのセキュリティ/IoT技術」2019で講師などを務めている。

出典

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