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山内繁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山内 繁(やまうち しげる、1940年[1](昭和15年) - )は、日本の工学者特定非営利活動法人支援技術開発機構理事長(2013年時点)。工学博士香川県出身[1]

来歴

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1962年東京大学工学部を卒業、1967年に同大学院博士課程修了。同年の工学博士論文の題は「Study on the reactivity of carbonaceous materials(炭素材料の反応性に関する研究)」[2][3]

東京大学工学部助手、講師助教授(電気化学)を務める[1]1985年に国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所部長、後に研究所長を務めた。

早稲田大学人間科学学術院健康福祉科学科特任教授でもあった[1][4]

2013年10月、社会福祉法人日本点字図書館から、第10回「本間一夫文化賞」を授与された。点字表示などの規格化に尽力したことが受賞理由だった[5]国際標準化機構(ISO)では、「福祉機器技術委員会」の日本代表も務める[6]

著書

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  • 視覚障害者誘導用ブロック(国立身体障害者リハビリテーションセンター)、2003年12月[7]

ほか

脚注

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  1. ^ a b c d EAJ NEWS2007-116-17 新入正会員のご紹介 (2007年3月入会者)”. 日本工学アカデミー. 2007年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月21日閲覧。
  2. ^ 学位論文要旨”. 東京大学学位論文データベース. 2013年10月22日閲覧。
  3. ^ 山内繁『Study on the reactivity of carbonaceous materials』(博士論文・工学系研究科専攻)東京大学、1967年。国立国会図書館書誌ID:000009163434 
  4. ^ 研究倫理概論”. 早稲田大学研究倫理オフィス. 2013年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月21日閲覧。
  5. ^ 第10回「本間一夫文化賞」受賞者を発表』(プレスリリース)、社会福祉法人日本点字図書館、2013年10月8日。2013年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月21日閲覧
  6. ^ 「顔」『読売新聞』2013年10月18日、朝刊、2面。
  7. ^ 国立身体障害者リハビリテーションセンター、日本盲人会連合 著、山内繁、山内保孝 編『視覚障害者誘導用ブロック』国立身体障害者リハビリテーションセンター〈リハビリテーションマニュアル 13〉、2003年12月。全国書誌番号:21750986