山中律雄
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山中 律雄(やまなか りつゆう、1958年3月22日 - )は日本の歌人、曹洞宗の僧侶[1]。日本文藝家協会会員。現代歌人協会会員。日本歌人クラブ秋田県代表幹事。秋田魁新報読者文芸「短歌」選者。秋田県歌人懇話会会長。
経歴
[編集]秋田県出身。駒澤大学仏教学科時代に短歌を始め、1983年に「運河」に入会した。川島喜代詩に師事し、後に代表となる。
1996年、歌集『無窮より』(川島書店)を出版した。1997年、「現代短歌の新しい風」(ながらみ書房)に参加する。
2000年、歌集『刻ゆるやかに』(角川書店)を出版。同歌集にて「秋田県芸術選奨」「日本歌人クラブ東北地域ブロック優良歌集賞」を受賞した。
2007年、宮中歌会始に入選する。詠進歌「映像に見し月山の朝のあめ昼すぎてわが町に移り来」。
2009年、歌集『変遷』(角川書店)を出版。同歌集にて「第5回日本詩歌句協会詩歌句大賞(短歌部門)」を受賞した。
2016年、歌集『仮象』(現代短歌社)を出版。
2020年、歌書『川島喜代詩の添削』(現代短歌社)を出版。同書にて「第10回日本短歌雑誌連盟雑誌評論賞」を受賞した。
2021年、秋田県の芸術文化への貢献が認められ「秋田県芸術文化賞」を受賞した。
2022年、歌集『淡黄』(現代短歌社)を出版。同書にて「第50回日本歌人クラブ賞」「第25回島木赤彦文学賞」を受賞した。
脚注
[編集]- ^ “山中律雄/父の死を忘れて父を問ふ母にその死告ぐればいたく悲しむ – 砂子屋書房 一首鑑賞”. 2023年4月12日閲覧。