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山下暁子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

山下暁子(やましたきょうこ)は、日本の美術科教育研究者青山学院大学教育人間科学部教育学科 准教授[1]

教育人間学の研究として、風景や原風景と自己との関係をテーマに研究を行っている。美術科教育の研究として、教員養成課程における実践から、図画工作科の教科観および教科の特性について研究を行っている。

経歴

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出典[2][3]

1996年 多摩美術大学美術学部絵画科 油画専攻卒業。 2005年 横浜国立大学大学院教育学研究科芸術系教育専攻修士課程修了。 2012年 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科学校教育学専攻 博士課程修了。

2012年 至誠館大学東京キャンパスにて「芸術文化論」を非常勤講師。 2015年 和光大学現代人間学部 心理教育学科に、図画工作担当の特別専任講師(~2023年)。 2019年 横浜国立大学教育学部にて「小教専図工」を非常勤講師(~2021年)。 2021年 横浜国立大学教育学部にて「初等教科教育法(図画工作)」を非常勤講師(~2022年2023年 青山学院大学教育人間科学部 教育学科 准教授(~現在)。

著作・論文(及び作品)

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出典[4]

  • 「風景の解釈―『風景』の語を中心に」2011年3月『美術教育学研究』第42号,大学美術教育学会,pp.68-76.
  • 「原風景の位相と教育についての試論」2012年10月『学校教育学研究論集』第26号,東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科,pp.51-63.
  • 「教育デザインへの提案―『否定的なもの』の力」2013年3月『教育デザイン研究』第4号,横浜国立大学教育デザイン研究会
  • 「原風景を再考する―故郷論の視点から」2014年3月『横浜国立大学教育学会研究論集』第1号,横浜国立大学教育学会,pp.1-12.
  • 「風景,環境世界,及び自己と感性との関係性―美術教育の教育的意義としての『情操』の背景にある自己の働き」2015年3月『美術教育学』第35号,美術科教育学会,pp.511-522.
  • 「描画教育における色彩の問題~小学校教員養成課程における絵画指導の実践から~」2015年3月『美術教育学研究』第47号,大学美術教育学会,pp.1-8.
  • 「教員養成課程の実態と「評価」に関する一考察―図画工作科の理解モデル提案のために―」2017年3月『美術教育学研究』第49号
  • 「教員養成課程における視聴覚教材の利用『絵を描く子どもたち』―教材としての意義とねらい―」2021年3月『美術教育学研究』第 53 号,大学美術教育学会,pp.289–296.

所属学会

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美術科教育学会,教育哲学会,大学美術教育学会,日本美術教育連合,臨床教育人間学会

出典・脚注

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  1. ^ https://raweb1.jm.aoyama.ac.jp/aguhp/KgApp?resId=S000938
  2. ^ https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201801019567896766
  3. ^ https://noah.wako.ac.jp/fdb/detail2.php?id=37
  4. ^ https://researchmap.jp/40762753

外部リンク

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