屋根裏部屋の花たち
屋根裏部屋の花たち | |
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Flowers in the Attic | |
監督 | ジェフリー・ブルーム |
脚本 | ジェフリー・ブルーム |
原作 | V・C・アンドリュース |
製作 |
サイ・レヴィン トーマス・フリーズ |
製作総指揮 |
チャールズ・フライズ マイク・ローゼンフェルド |
出演者 |
ヴィクトリア・テナント クリスティ・スワンソン ルイーズ・フレッチャー |
音楽 | クリストファー・ヤング |
撮影 |
フランク・バイヤーズ ギル・ハブス |
編集 | グレゴリー・F・プロッツ |
製作会社 | フリーズ・エンタテインメント |
配給 |
ニューワールド・ピクチャーズ 東映クラシック |
公開 |
1987年11月20日 1988年12月3日 |
上映時間 | 91分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $15,151,736[1] |
『屋根裏部屋の花たち』(やねうらべやのはなたち、原題:Flowers in the Attic)は、1987年制作のアメリカ合衆国のスリラー映画。V・C・アンドリュース原作の同名小説の映画化[2][3]。
あらすじ
[編集]クリス、キャシー、双子のキャリーとコーリーの4きょうだいは、父親が事故死したため、母親コリーンの実家で母親、祖父母と共に暮らすことになった。しかし、祖母は4きょうだいを母親から隔離して屋根裏部屋へ幽閉し、執拗な苛めを加える。4きょうだいは何度も脱出を試みるが、厳重な監視により失敗を繰り返す。やがて食事も止められ、彼らは日に日に衰弱していき、特にコーリーに至っては動くことも出来なくなる。
コーリーの容体はいよいよ悪くなり、祖母と母親が病院に連れて行くことにするが、その後母親はコーリーが死んだことを3人に告げる。その後、コーリーが捕まえてペットとして飼っていたネズミが死んだ。不審に思ったクリスは、餌として与えていた食事に出されたクッキーを調べ、さらにコーリーの病状から、クッキーにヒ素が混ぜられていたことを突き止める。そのクッキーは毎回彼らに食事として出されていたものだった。ここへ来て3人は、母親が自分たちを裏切って殺そうとしていることを知り、復讐を決意する。母親はセレブと再婚しようとしており、彼らが邪魔になったのだ。
そして結婚式当日、3人は食事を祖母が運んできたときに祖母を殴り倒してついに脱走、式場に乗り込み、母親にヒ素入りクッキーを食べるようバルコニーまで追いつめる。母親はバルコニーから落下、ベールが首に引っかかって死んだ。復讐を果たした3人は屋敷を出て、それぞれの夢へと進んで行くのだった。
キャスト
[編集]※括弧内は日本語吹替。
- コリーン:ヴィクトリア・テナント(高島雅羅)
- キャシー:クリスティ・スワンソン(水谷優子)
- 祖母:ルイーズ・フレッチャー(此島愛子)
- クリス:ジェブ・スチュアート・アダムス(飛田展男)
- コーリー:ベン・ギャンガー(浦野裕介)
- キャリー:リンゼイ・パーカー(坂木朋子)
- 父:マーシャル・コルト
- 祖父:ネイサン・デイヴィス(丸山詠二)
- ジョン:アレックス・コバ(秋元羊介)
- ウィンズロー:レオナード・マン(沢木郁也)
- ナレーター/大人のキャシー(藤生聖子)
※テレビ放映:テレビ東京「木曜洋画劇場」1992年8月27日
脚注
[編集]- ^ Flowers in the Attic (1987) - Box Office Mojo
- ^ Harrington, Richard (November 23, 1987), “Flowers in the Attic”, The Washington Post 2007年1月5日閲覧。
- ^ “Film: 'Flowers in the Attic,' From V. C. Andrews Novel”. The New York Times. (1987年11月21日) 2021年4月20日閲覧。