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尾藤三柳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

尾藤 三柳(びとう さんりゅう、1929年8月12日[1] - 2016年10月19日[2])は、川柳作家。父は川柳作家の尾藤三笠、子も川柳作家の尾藤一泉

東京生まれ。本名・源一。学習院大学文学部卒業[1]前田雀郎に師事。丹雀会同人などを経て、1975年から「川柳公論」主宰。1988年から2009年までよみうり時事川柳(読売新聞東京本社北海道支社北陸支社中部支社)の選者を務めた[3]ほか、サラリーマン川柳第一生命主催)や新聞、雑誌、放送、公募川柳選者も務めた。その他、日本川柳ペンクラブ理事長、全日本川柳協会相談役、川柳学会名誉会長などを歴任した。

2016年10月19日、肺水腫のため死去[3]。87歳没。

著書

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  • 『尾藤三柳句会作品集 1』竹本瓢太郎,吉田桜子編 川柳公論社(ラスリーズ文庫) 1976
  • 『川柳の基礎知識 技法と鑑賞』雄山閣出版 1978
  • 『川柳作句教室 入門から応用まで』雄山閣出版(カルチャーブックス) 1981
  • 『川柳総合事典』雄山閣出版 1984
  • 『川柳入門 歴史と鑑賞』雄山閣出版 1989
  • 『実作のための川柳小百科』雄山閣出版 1989
  • 『川柳二〇〇年の実像』雄山閣出版 1989
  • 『やなぎのしずく 三柳漫語』朱雀洞文庫 1992
  • 『随想・其角メモ /土佐句私観』朱雀洞文庫 1997
  • 『選者考』葉文館出版 1999
  • 『新堀端今昔 川柳のふるさと』尾藤三柳事務所 2002
  • 『川柳神髄 評論集』新葉館出版 2009
  • 『ことば110番 尾藤三柳の川柳用語集』新葉館出版 2010

共編著

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  • 『平成サラリーマン川柳傑作選』(シリーズ)山藤章二,第一生命共選 講談社 1991- のち+α文庫
  • 『男と女の辛口川柳 誰もが言いたかった…胸の内』 同文書院 1995

参考

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脚注

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  1. ^ a b 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.462
  2. ^ “【訃報】尾藤三柳さん=川柳作家、「よみうり時事川柳」元選者”. 読売新聞. (2016年10月21日). https://web.archive.org/web/20161021140808/http://www.yomiuri.co.jp/obit/20161021-OYT1T50035.html 2016年10月21日閲覧。 
  3. ^ a b “川柳作家の尾藤三柳さん死去 読売新聞で選者”. 朝日新聞. (2016年10月21日). http://www.asahi.com/articles/ASJBP3JH9JBPUCVL00B.html 2017年3月27日閲覧。