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就活狂想曲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

就活狂想曲』(しゅうかつきょうそうきょく、: Recruit Rhapsody)は、吉田まほによる7分27秒に及ぶショートアニメである。

概要

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本作は、アートディレクターとして現在活躍している吉田まほが東京芸術大学大学院の修了制作として制作・提出した作品である[1]

本作は、製作者自身の就活と重なっているときに、制作に取り掛かり、自身の体験や友人から聞いた話などをもとに、過剰な表現なども用いながら制作している[2]

2023年10月現在、そのYouTube上での再生数は860万回を超えている[3]

内容

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ごく普通の大学生として過ごしてきた主人公が、「就活」が何かを具体的に見極められないまま、「ニッポン式就活」の渦中に引きずり込まれていく様子を描いている[4]

受賞・ノミネート履歴

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2012年には日本の第16回文化庁メディア芸術祭にて、審査委員会推薦作品となり[4]、日本の第24回CGアニメコンテストで佳作に選ばれ[5]ブラジルAnima Mundi 2012で学生作品部門選外に入選し、ポルトガルCINANIMA 2012の学生部門に入選し、フランスアヌシー国際アニメーションフェスティバルで学生作品部門で入選し、日本のSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014では久野遥子の『Airy me』とともにアニメーション部門の奨励賞を受賞し、日本の第14回TBS Digicon6 Awardsでは優秀賞を獲得している[6][7][8][9]

脚注

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  1. ^ 薫, 河合. “日経ビジネス電子版”. 日経ビジネス電子版. 2020年10月24日閲覧。
  2. ^ 真平, 若松. “「就活狂想曲」芸大生がアニメ化 リアル過ぎる描写、再生120万回”. withnews.jp. 2020年10月24日閲覧。
  3. ^ アニメーション「就活狂想曲」 - YouTube”. www.youtube.com. 2021年2月6日閲覧。
  4. ^ a b 歴代受賞作品, 文化庁メディア芸術祭. “就活狂想曲 | 審査委員会推薦作品 | アニメーション部門 | 第16回 2012年”. 文化庁メディア芸術祭 歴代受賞作品. 2020年10月24日閲覧。
  5. ^ 第24回CGアニメコンテスト 審査結果 「就活狂想曲」”. doga.jp. 2020年10月24日閲覧。
  6. ^ Artist Focus”. www.digicon6.com. 2020年10月24日閲覧。
  7. ^ PartI:SEA2014 -コンセプト開発マスタークラス報告会”. 2020年10月24日閲覧。
  8. ^ 【自主制作アニメ】吉田まほさん作『就活狂想曲』が芸術的!!”. izmaker Today|映像・CG・サウンド・カメラ・デザイン. 2020年10月24日閲覧。
  9. ^ SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2014 アニメーション部門最優秀作品賞に「夕化粧」”. アニメ!アニメ!. 2021年2月6日閲覧。

外部リンク

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