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小金城趾駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小金城址駅から転送)
小金城趾駅
横須賀側出入口(2020年3月)
こがねじょうし
Kogane-Jōshi
RN2 幸谷 (1.1 km)
(0.8 km) 鰭ヶ崎 RN4
地図
所在地 千葉県松戸市大金平
北緯35度50分8.6秒 東経139度55分2.5秒 / 北緯35.835722度 東経139.917361度 / 35.835722; 139.917361座標: 北緯35度50分8.6秒 東経139度55分2.5秒 / 北緯35.835722度 東経139.917361度 / 35.835722; 139.917361
駅番号 RN3
所属事業者 流鉄
所属路線 流山線
キロ程 2.8 km(馬橋起点)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 島式 1面2線
乗車人員
-統計年度-
827人/日(降車客含まず)
-2017年-
乗降人員
-統計年度-
1,629人/日
-2017年-
開業年月日 1953年昭和28年)12月24日[1]
備考 駅員配置駅
1967年(昭和42年)現在地に移設
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大金平側出入口(2022年8月)

小金城趾駅(こがねじょうしえき)は、千葉県松戸市大金平(おおがねだいら)にある、流鉄流山線である。駅番号はRN3

歴史

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1954年昭和29年)9月1日に合併するまでは東葛飾郡小金町の区域内であり、駅名は小金城の跡(小金城趾)に由来する[1]

  • 1953年昭和28年)12月24日 - 開業[1]
  • 1967年(昭和42年)7月1日 - 流山寄りに移転、交換設備新設[1]
  • 2015年平成27年) - 駅と接続する大金平県営住宅は耐震性の問題により改修が検討されたが、その後解体を行う方針となり[2]、2015年6月下旬から解体[3]、駅舎のみの単独施設となる。

駅構造

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島式1面2線ホームを持つ地上駅。流山線で唯一交換可能な駅である[1]。早朝・深夜の一部列車を除く全ての列車が列車交換を行っている[4]

かつて駅舎は北東側にある大金平県営住宅と一体的な造りであったが、後に駅舎反対側を繋ぐ歩道橋と接続した際に跨線橋の上部で出札集札が行われるようになった。旧駅舎は駅出口の一つ(大金平側)として使用されていたが、県営住宅は耐震性の問題により2015年(平成27年)に解体されて地上部への階段だけとなり、完全な橋上駅舎となった。

1967年(昭和42年)に現在地へ移転するまでは、馬橋寄りの場所(大谷口集落の入口付近)に位置していた。

のりば

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乗り場 路線 方向 行先
1 RN 流山線 上り 馬橋方面
2 下り 流山方面

利用状況

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松戸市統計書によると、2021年(令和3年)度の一日平均乗降人員は、1,499人である。

近年の1日平均乗車人員は下記の通り。

年度 1日平均
乗車人員
1990年 954
1991年 979
1992年 1,013
1993年 1,064
1994年 1,023
1995年 973
1996年 937
1997年 922
1998年 921
1999年 902
2000年 928
2001年 949
2002年 961
2003年 914
2004年 908
2005年 915
2006年 914
2007年 884
2008年 870
2009年 829
2010年 824
2011年 779
2012年 764
2013年 752
2014年 759
2015年 737
2016年 796
2017年 838
2018年 879
2019年 884
2020年 696

駅周辺

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駅南側の新坂川沿いを走る電車(2009年4月)※奥は馬橋方面

駅前は閑静な住宅街が広がり、一部などもある[1]。駅南側に千葉県道280号白井流山線が走り、南西側出入口は、新坂川を跨いだ向こうに出られる歩道橋にのみ接続し、歩道橋の地上口前には広場があるが、どちらの出入口とも駅前の大半が住宅街となっている。

大金平方面(北東側)

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大金平方面の出口は6階建ての大金平県営住宅に接続していた。解体後は現駅舎に階段が直接接続される構造になった。

横須賀方面(南西側)

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千葉県立小金高等学校

バス路線

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松戸新京成バス幸田線(こうでせん、北小金駅 - 幸田方面)のバス停留所「小金城趾駅入口」が北東約400メートル(徒歩約5分)の場所に位置する。ただし、駅から離れていることや流山線と同じくJR常磐線のフィーダー路線であり、乗り換えで得られるメリットが小さいため乗り換え利用はほぼ見られない。

その他

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当駅 - 幸谷駅の中間辺りに警報機遮断機のない踏切があるため、電車が通過する際は必ず警笛を鳴らし、その音がホームから聞こえることもある[5]

隣の駅

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流鉄
RN 流山線
幸谷駅 (RN2) - 小金城趾駅 (RN3) - 鰭ヶ崎駅 (RN4)

脚注

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  1. ^ a b c d e f 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、24,26頁。 
  2. ^ 県営住宅における建替事業等の実施方針
  3. ^ 広報まつど 2015年6月15日号
  4. ^ 小金城趾駅|時刻表|流鉄”. www.ryutetsu.jp. 2019年4月27日閲覧。
  5. ^ 第4種踏切・事故現場を歩く(1)「専用踏切」流鉄流山線・小金城趾-幸谷間(時事ドットコムニュース)

参考文献

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  • 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日。 

関連項目

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外部リンク

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