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小野寺吟雲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小野寺 吟雲
個人情報
愛称吟ちゃん[1]、Ginwoo[1]
国籍日本の旗 日本
生誕 (2010-02-15) 2010年2月15日(14歳)
神奈川県横浜市[2]
スポーツ
日本の旗 日本
競技スケートボード
獲得メダル
日本の旗 日本
男子 スケートボード
世界選手権
2022 (2023) シャールジャ ストリート
X Games
2023 千葉 ストリート

小野寺 吟雲(おのでら ぎんう、2010年2月15日 - )は、日本スケートボード選手。神奈川県横浜市出身[3]。2023年開催のエックスゲームズの史上最年少金メダリスト[4]2024年パリオリンピックスケートボード日本人最年少代表[5]。名前は「龍吟雲起」という禅語に由来し、「人を超越したようなすごい存在になってほしい」という願いが込められているという[6]

経歴

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7歳でスケートボードを始め[7]、2022年11月には、日本スケートボード選手権大会で優勝[8]。当時12歳での優勝は最年少記録となった[9]

2023年2月開催の世界選手権では、銅メダルを獲得[10][8]、「スケートボード・ストリート世界選手権の最年少メダリスト」としてギネス世界記録に認定される[1]。同年5月開催のエックスゲームズ千葉大会でも金メダルを獲得し、「Xゲームズスケートボード・ストリート最年少金メダリスト」としてギネス世界記録に認定された[1][8]

2024年7月、2024年パリオリンピックスケートボード男子ストリートに出場したが、当日パリの異常気象による熱波が影響し熱中症の状態に陥り全体14位で決勝進出はかなわなかった[11]。しかしながら、史上最年少出場や世界ランキング1位という数々の偉業を成し遂げ、世界中に多くのファンを魅力し続けている圧倒的存在感を放っている。

CM

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脚注

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出典

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  1. ^ a b c d スケートボード・小野寺吟雲はこんな人…「世界ランク1位」「ギネス記録保持者」の新世代の選手”. 読売新聞 (2024年7月29日). 2024年7月29日閲覧。
  2. ^ 小野寺吟雲オフィシャルWEBサイト”. 23 June 2024閲覧。
  3. ^ スケボー小野寺に新春インタビュー 最年少メダリスト「楽しく、全力で」 ”. 神奈川新聞. 2024年7月29日閲覧。
  4. ^ 13-year-old Onodera Ginwoo makes X Games history in Chiba as youngest-ever men's street skateboarding champion”. 国際オリンピック委員会. 2024年7月29日閲覧。
  5. ^ パリ五輪日本選手団最年少のスケボー小野寺吟雲「自分らしく楽しく全力で」”. 産経新聞. 2024年7月29日閲覧。
  6. ^ 「スケボースターになりたい」小野寺吟雲が日本選手権で優勝 ジャスティン・ビーバーがインスタフォローする12歳”. 日本テレビ. 2024年7月29日閲覧。
  7. ^ 岩佐友. “「スケボー界の神」も評価する独創性 14歳小野寺吟雲が挑む記録”. 朝日新聞. 2024年7月29日閲覧。
  8. ^ a b c 13歳の小野寺吟雲、スケートボード男子ストリート優勝 「ママありがとう、大好き」【Xゲームズ】”. 中日新聞社 (2023年5月14日). 2024年7月29日閲覧。
  9. ^ Ginwoo Onodera becomes Japan's youngest skateboard champion”. ジャパンタイムズ. 2024年7月29日閲覧。
  10. ^ 12-year-old skateboarders earn medals at world championships”. NBCスポーツ. 2024年7月29日閲覧。
  11. ^ スケートボード・小野寺吟雲が予選敗退「滑り覚えていない」…14歳の世界ランク1位”. 読売新聞 (2024年7月29日). 2024年7月30日閲覧。

外部リンク

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