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小笠原喜康

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小笠原 喜康(おがさわら ひろやす、1950年1月19日 - )は日本教育学者。日本大学文理学部教授。専攻は教育メディア論、博物館教育学、学力問題。博士(教育学)。日本教育メディア学会理事・紀要編集委員長、日本教材学会理事

来歴

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青森県八戸市に生まれる。1973年北海道教育大学釧路分校(現・北海道教育大学釧路校)卒業。東京都杉並区立堀之内小学校教員を務めた後、東京学芸大学大学院で修士課程修了、筑波大学大学院にて単位取得満期退学。その後、博士(教育学)を取得した。職歴としては、金沢女子大学専任講師を経て、1989年より日本大学で教鞭を執る。2020年同大学定年退職。

専門分野は教育学全般(学力論、教育認識論)であるが、近年は学生向けの論文術をまとめた著書を発表することが多い。また、博物館教育にも強い研究的関心を持ち、杉並区科学館基本構想策定懇談会会長なども務めた経歴があり、現在、子どもミュージアムの活動に努めて、『子ども博物館楽校』を発行している。

主著

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共編著
  • 『幼児放送教育の研究 : 情報環境としての放送番組と保育実践』川島書店、1989年5月。ISBN 4761004053
  • 『教育原理の探究 : 問い直しの教育学』相川書房、1998年5月。ISBN 4750102474
  • 『哲学する道徳 : 現実社会を捉え直す授業づくりの新提案』東海大学出版部、2017年11月。ISBN 978-4486021438
  • 『現代学力テスト批判 : 実態調査・思想・認識論からのアプローチ』東信堂、2018年1月。ISBN 978-4798914664
  • 『中高生からの論文入門』片岡則夫と、講談社、2019年

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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