小牧律子

小牧律子

人物情報
生誕	上田律子
出身校	広島大学医学部医学科
配偶者	JamesD.Cox
両親	上田功、上田幸子
学問

小牧 律子（1943年9月24日、Ritsuko U Komaki Cox, MD, FACR, FASTRO) は放射線腫瘍学を専門とし、日本やアメリカ合衆国で実臨床含め、放射線治療教育に大いに携わっている医師。

経歴

兵庫県尼崎市生まれ。幼少期には父親の仕事の関係で広島銀行の支店長として、広島、下松、松山、幟町と、複数の小学校に転校しながら育ちました。父は京都大学を卒業した上田功、母は小幡景方（かげかた）の長女である上田幸子（旧姓：小幡）です。祖父の景方は元農林大臣で、重度の喘息と花粉アレルギーにより職を辞しました。曾祖父の小幡景憲（かげのり）は、武田信玄の教育係を務めた人物として知られています。 景方は農林大臣を辞職した後、浅野家の家老として仕えました。祖母の政子は、1945年8月6日の広島原爆を生き延びましたが、祖父はその1年前に喘息で亡くなりました。 律子は、広島で数回の転校を経験しながらも、常に学業とスポーツで優秀な成績を収めました。幟町小学校の生徒として広島に戻った際、千羽鶴を440羽折った後、11歳で急性骨髄性白血病により亡くなった佐々木禎子さんに出会いました。この出来事は彼女に深い影響を与え、幟町中学校の生徒会長として、禎子さんのために記念像を建てるための募金活動を提案しました。2年かけて行われたこの活動は成功し、現在「原爆の子の像」が広島の平和記念公園に立っています。 禎子さんの死は彼女に強い影響を与え、その後白血病専門医および癌治療医を志すようになりました。