小清水町
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(小清水村から転送)
こしみずちょう 小清水町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(オホーツク総合振興局) | ||||
郡 | 斜里郡 | ||||
市町村コード | 01547-4 | ||||
法人番号 | 8000020015474 | ||||
面積 |
286.89km2 | ||||
総人口 |
4,373人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年10月31日) | ||||
人口密度 | 15.2人/km2 | ||||
隣接自治体 |
網走市、網走郡美幌町、大空町、 斜里郡斜里町、清里町 釧路総合振興局:川上郡弟子屈町 | ||||
町の木 | ミズナラ | ||||
町の花 | エゾスカシユリ | ||||
他のシンボル |
町の鳥 : オオハクチョウ 町技 : ソフトボール | ||||
小清水町役場 | |||||
町長 | 久保弘志 | ||||
所在地 |
〒099-3698 北海道斜里郡小清水町元町2丁目1番1号 北緯43度51分24秒 東経144度27分44秒 / 北緯43.85669度 東経144.46211度座標: 北緯43度51分24秒 東経144度27分44秒 / 北緯43.85669度 東経144.46211度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
小清水町(こしみずちょう)は、北海道オホーツク総合振興局管内の斜里郡にある町。
地理
[編集]オホーツク総合振興局東部に位置。 北部はオホーツク海に面し、釧網本線が岸に沿って東西に走る。
南部は山岳地帯で、平野・丘陵が広がる。 町役場はオホーツク海沿岸からやや内陸に位置する。
- 山: 藻琴山(1000m)
- 河川: 止別川
- 湖沼:濤沸湖(とうふつこ)
町名の由来
[編集]→「止別駅 § 駅名の由来」も参照
小清水の市街は止別川支流のポンヤンベツ川、アイヌ語名「ポンヤンペッ(pon-yampet)」(小さい・止別川〔=冷たい・川〕)の東岸にあり、1891年(明治24年)に同地に駅名を設置する際、そのアイヌ語名の意訳から「小清水」と命名された[1][2]。
なお「止別」の由来については「冷たい・川」以外の別説もある[1]。当該項目も参照。
気候
[編集]ケッペンの気候区分によると、小清水町は湿潤大陸性気候に属する。寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、豪雪地帯に指定されている。山岳地帯に囲まれる内陸部(道央等)に比べて、オホーツク海沿岸は降雪量が少なく、日によっては寒暖差はあるものの、平均気温は緩やかである。
小清水(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 8.9 (48) |
14.8 (58.6) |
19.0 (66.2) |
32.8 (91) |
36.7 (98.1) |
34.9 (94.8) |
36.3 (97.3) |
36.1 (97) |
33.6 (92.5) |
29.7 (85.5) |
21.7 (71.1) |
15.3 (59.5) |
36.7 (98.1) |
平均最高気温 °C (°F) | −2.2 (28) |
−2.0 (28.4) |
2.4 (36.3) |
9.7 (49.5) |
16.0 (60.8) |
19.6 (67.3) |
23.1 (73.6) |
24.6 (76.3) |
21.4 (70.5) |
15.4 (59.7) |
7.9 (46.2) |
0.7 (33.3) |
11.4 (52.5) |
日平均気温 °C (°F) | −6.7 (19.9) |
−6.8 (19.8) |
−2.0 (28.4) |
4.4 (39.9) |
10.1 (50.2) |
14.3 (57.7) |
18.1 (64.6) |
19.6 (67.3) |
16.2 (61.2) |
9.9 (49.8) |
3.1 (37.6) |
−3.9 (25) |
6.4 (43.5) |
平均最低気温 °C (°F) | −13.0 (8.6) |
−13.7 (7.3) |
−7.7 (18.1) |
−0.9 (30.4) |
4.6 (40.3) |
9.5 (49.1) |
14.0 (57.2) |
15.5 (59.9) |
11.3 (52.3) |
4.4 (39.9) |
−2.1 (28.2) |
−9.7 (14.5) |
1.0 (33.8) |
最低気温記録 °C (°F) | −27.3 (−17.1) |
−32.8 (−27) |
−25.4 (−13.7) |
−17.6 (0.3) |
−4.2 (24.4) |
−1.6 (29.1) |
2.9 (37.2) |
5.1 (41.2) |
−0.1 (31.8) |
−5.4 (22.3) |
−20.1 (−4.2) |
−23.3 (−9.9) |
−32.8 (−27) |
降水量 mm (inch) | 36.2 (1.425) |
24.2 (0.953) |
34.9 (1.374) |
50.7 (1.996) |
60.7 (2.39) |
67.8 (2.669) |
87.3 (3.437) |
117.5 (4.626) |
123.2 (4.85) |
87.8 (3.457) |
55.4 (2.181) |
50.5 (1.988) |
796.2 (31.346) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 10.6 | 7.8 | 9.6 | 9.6 | 11.2 | 11.1 | 11.3 | 11.4 | 11.5 | 10.4 | 10.2 | 10.8 | 125.5 |
平均月間日照時間 | 93.5 | 116.4 | 152.0 | 165.5 | 174.5 | 167.2 | 165.3 | 158.7 | 151.4 | 145.3 | 112.2 | 100.6 | 1,702.6 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[3] |
歴史
[編集]- 1790年(寛政2年) - シャリ場所が設けられる。
- 1796年(寛政8年) - 斜里神社が創建されている。
- 1801年(享和元年) - 八王子千人同心によって釧路国川上郡虹別(現標茶町)から摩周湖の東を通り斜里郡トンダベックシを結ぶ斜里山道が開削された。
- 1919年(大正8年)4月1日 - 斜里村(現斜里町)から止別村、蒼瑁(そうまい)村の2大字が分村、小清水村となる。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 止別村の一部が斜里町大字斜里村の一部と共に、上斜里村(現清里町)として分村。
- 1951年 - 2大字を廃し、以下の各字に再編。
- 止別村 → 止別、小清水、泉、水上、萱野、東野、旭、中里、北斗、浜小清水、美和、共和、上徳
- 蒼瑁村 → 上浦、倉栄、小清水、中里、北斗、浜小清水、美和、共和、上徳
- 1953年10月1日 - 町制施行、小清水町
- ([4])
経済
[編集]産業
[編集]農業は畑作、酪農が発達。 じゃがいも、ビート、小麦などが生産される。
立地企業
[編集]- 雪印乳業株式会社 小清水集乳工場
農協
[編集]- 小清水町農業協同組合(JAこしみず)
- 北海道農業共済組合(NOSAI北海道)
- 小清水家畜診療所
郵便局
[編集]- 小清水郵便局(集配局)
- 浜小清水郵便局(集配局)
- 止別郵便局
公共機関
[編集]警察
[編集]- 斜里警察署小清水駐在所
姉妹都市・提携都市
[編集]地域
[編集]人口
[編集]小清水町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 小清水町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 小清水町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
小清水町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
消滅集落
[編集]2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[6]。
- 小清水町 - 字もこと山
教育
[編集]交通
[編集]空港
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]- 網走バス(小清水案内所を設置) - 網走市方面、夏期のみ原生花園から網走市・女満別空港方面および斜里町・ウトロ温泉方面
- 斜里町 - 止別入口など国道244号 - 網走市の路線は2018年(平成30年)6月1日廃止[8]。
- 斜里バス - イーグルライナー 札幌市方面高速バス
道路
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]文化財
[編集]- 小清水海岸(北海道指定名勝)
レジャー
[編集]観光
[編集]祭り
[編集]- オホーツク小清水流氷バルーンフェスティバル(2月)
- 小清水ふるさとまつり(8月)
日本最大の熱気球「アース・ウィ・ラブ(Earth We Love)号」を保有、 祭り開催時に体験可能。
出身著名人
[編集]- 林郁 - デジタルガレージ創業者・社長兼グループCEO、DGフィナンシャルテクノロジー会長、カカクコム会長
- 竹田津実 - 大分県出身のエッセイスト、写真家。獣医師として小清水町に在住していた。
- 小島太 - JRA所属の調教師(元騎手。サクラショウリとサクラチヨノオーで、日本ダービーを2度制覇)
関連人物
[編集]- 高島温厚(小清水町長)
脚注・出典
[編集]- ^ a b 山田秀三 (2018-11-30). 北海道の地名. アイヌ語地名の研究 山田秀三著作集 別巻 (2 ed.). 浦安市: 草風館. pp. 216-218. ISBN 978-4-88323-114-0
- ^ “アイヌ語地名リスト キト~コム P41-50P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
- ^ “小清水 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年3月26日閲覧。
- ^ 出典:角川日本地名大辞典・北海道 「小清水町」のページ、「止別村」「蒼瑁村」の項など。
- ^ “広報こしみず 2023年5月号”. 小清水町. 2024年8月26日閲覧。
- ^ 総務省統計局統計調査部国勢統計課『平成27年国勢調査小地域集計01北海道《年齢(5歳階級),男女別人口,総年齢及び平均年齢(外国人-特掲)-町丁・字等》』(CSV)(レポート)総務省、2017年1月27日 。2017年5月20日閲覧。※条町区分地の一部に0人の地域がある場合でも他の同一区分地で人口がある場合は除いた。
- ^ “北海道小清水高等学校閉校に伴う証明書の交付について” (PDF). 北海道小清水高等学校. 2018年6月21日閲覧。
- ^ “【斜里線の廃止及び小清水線の時刻改正について】” (PDF). 網走バス. 2018年6月1日閲覧。